FAの森福、巨人で輝く 移籍決断、1日両球団に通知

選手会納会ゴルフでグリーンを見つめる森福
選手会納会ゴルフでグリーンを見つめる森福
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 福岡ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した森福允彦投手(30)が「巨人移籍」を決断したことが、分かった。きょう1日に両球団に移籍の意向を伝える。FA宣言選手との交渉が解禁された11月11日に、巨人側と交渉。2年3億円プラス出来高の好条件と背番号13の提示に加え、高橋由伸監督(41)からも電話で直接ラブコールを受けていた。ここまで熟考を続けてきたが新天地でプレーすることを決断。近日中にも「巨人森福」が誕生する。(金額や条件は推定)

 11月4日にFA権の行使を表明してから約1カ月、悩みに悩んだ末、森福が野球人生で最大の決断を下した。11日に巨人と初交渉。ホークス残留か、移籍するなら巨人かの二者択一でここまで熟考を続けてきた。23日には本拠地でのファンフェスティバルにも参加。多くの観客とふれ合い「ホークスファンは温かい。愛されてると思った」と悩める胸中を明かしていたが、新天地でプレーする意思を固め、両球団にきょう12月1日に意向を伝える。

 ホークス一筋10年目のシーズンを終え、もう一度輝くために決断した。11月4日には「自分が一番必要とされるところにいきたい。自分が『一番輝ける場所』で野球をやりたい」と、権利行使の理由を説明。2011年から4年連続50試合以上の登板を果たし、13年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表入りするなど、左の中継ぎとしての地位を確立した。ただ、最近2年間は左打者へのワンポイント起用が増えていた。

 打者の左右問わずに1イニングを任される中継ぎを理想としているだけに、セットアッパーとして自分を評価してくれる球団への移籍を望んだ。そんな中で、速攻アタックをかけてきてくれたのが巨人だった。交渉解禁日の11日に初交渉。セットアッパーとして高く評価していることを伝えられ、2年3億円プラス出来高の好条件と背番号13も提示された。加えて高橋監督からも電話で「来年の優勝に向けて力を貸してほしい」と熱烈なラブコールを受けた。

 ただ、プロ入りから10年を過ごしたホークスへの愛着は強く「この球団でなかったら今の自分はいないかもしれない。いろんな先輩、偉大な監督に出会い、いろんな野球観が湧いてきた」と、熟考を続けてきた。知人などへの相談も重ねてきたが、最終的に新天地で勝負することを決めた。

 10年間でレギュラーシーズン384試合に登板。11年の日本シリーズでは、無死満塁のピンチを無失点で切り抜ける「森福の11球」で、日本一の立役者になった。ピンチこそ、その左腕が能力を発揮する舞台。「自分の中でセットアッパーへのこだわりがあるし『まだまだいける』という気持ちもある」。野球人生最大の決断を下した森福が、来季「GIANTS」のユニホームで、再び熱いスポットライトを浴びる。

=2016/12/01付 西日本スポーツ=

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