V逸寒波直撃!? ホークス契約更改1日から本格スタート

 ホークス選手の懐を“V逸寒波”が直撃しそうだ。福岡ソフトバンクの契約更改交渉が、きょう1日から本格的にスタートする。今季の日本人選手の平均年俸は12球団1位(日本プロ野球選手会調べ)ながら、3年ぶりにリーグ制覇、日本シリーズ進出を逃した。より信賞必罰の色濃く、実績ある選手でも、野球協約の定める減額制限に迫るダウン提示のケースが複数あるとみられる。

 ソフトバンクは11月30日の選手会納会ゴルフで一通りのチーム行事を終えた。12月1日から本格的な契約更改交渉の時期に突入する。温暖だった秋から一転、冬の到来を感じさせる寒さとなった気候同様、ホークス選手はV逸の“寒波”を受けることになりそうだ。

 プロ野球選手会の年俸調査によると、ソフトバンクに支配下登録されている日本人選手の今季平均年俸は6960万円。球界の盟主・巨人を抜き、1988年の調査開始以降初めてトップ(南海、ダイエー時代も含む)となっていた。昨季から1162万円増。潤沢な資金力と、球団初の2年連続日本一が大きな追い風だった。

 もっとも、今季は後半戦の失速と日本ハムの驚異的な追い上げで、まさかのV逸に終わった。クライマックスシリーズでも日本ハムに屈し、3年連続日本一の夢も霧散。三笠球団統括本部副本部長は、球団の従来の方針から「選手個々の契約についてはお話しできない」と一切の言及を避けたものの、選手の査定内容はより信賞必罰の色が濃いものとなっているようだ。

 例として年俸5000万円超クラスの実績組でも、野球協約の定める減額制限(年俸1億円以下25%、1億円超40%)に迫るダウン提示が用意されているケースが、複数あるとみられる。昨オフ、1000万円以上のダウンは森福(1億6000万円→1億2000万円)だけ。その前のオフも寺原(8500万円→4500万円)だけで、近年のソフトバンクにはなかった冬の様相を呈している。

 主力を中心に複数年契約の選手も多く、総じてV逸の影響を受けるわけではないが、単年契約の選手からは「今年は(査定が)シビアみたい」の声。既に観念し、小声ながら「しょうがないです」と白旗の選手もいる。近年は下交渉で合意の上、初回交渉でサインを済ませるケースも多いため紛糾は避けられそうだが、選手にとってはいやが応でもV奪回への意欲をかき立てられるオフになりそうだ。 (金額はいずれも推定)

=2016/12/01付 西日本スポーツ=

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