東京五輪、俺たちが主役!! 正義&大谷世代がNPB新人研修

NPB新人選手研修会を終え、健闘を誓い合うロッテ・佐々木(左)と田中
NPB新人選手研修会を終え、健闘を誓い合うロッテ・佐々木(左)と田中
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 「正義&大谷世代」が3年後の主役だ! 福岡ソフトバンクのドラフト1位田中正義投手(22)=創価大=が11日、2020年東京五輪への出場にあらためて意欲を見せた。東京都内であった日本野球機構(NPB)の新人選手研修会に参加し、ロッテ1位の佐々木ら同世代と再会した最速156キロ右腕は大舞台への思いを明言。日本ハム大谷ら逸材がそろう「正義&大谷世代」が五輪金を目指す。

 ■WBCトロフィー見学

 偉大な先輩が築いた栄光の歴史を見て、日の丸への思いがさらに強まった。新人選手研修会の午前の部で訪れた野球殿堂博物館。王会長が率いた2006年から2連覇したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝トロフィーに、田中の目が輝いた。

 「日の丸を背負ってプレーするのは、独特のプレッシャーがある。誰もが経験できることではないし、自分も味わいたい」。既に大学日本代表など世代別の国際大会は経験済みで、近い将来には大舞台も待っている。3年後の2020年に開催される東京五輪だ。

 東京五輪の主力として期待される田中の同世代は逸材がそろう。「二刀流」の日本ハム大谷を筆頭に、阪神藤浪や広島鈴木らプロの第一線で活躍。昨秋のドラフトでは5球団競合の田中を含め、7人が1位で指名されるなど、プロでも一大勢力となるのは確実だ。

 プロ4年目の26歳で迎える大舞台。「(プロで)選出されるようにやるという余裕はないけど、一シーズン一シーズン頑張った結果、代表に選ばれるような選手になりたい」。プロでも順調に成長すれば、公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来の金メダルの原動力になれる。

 ■同期の千隼から刺激

 新人選手研修会では、昨年の関東地区大学野球選手権で投げ負けたロッテ1位の佐々木と再会。研修終了後はそろってインタビューを受けた。「シーズン後には長く話せると思うので、いい報告ができるように」。同じパ・リーグで競う同期にも刺激を受けた。

 昨季限りで現役引退した元DeNAの三浦大輔氏の講演もあり、横浜市出身の田中は「25年間厳しく(野球と)向き合ってきた方なので、心に響いた」と感銘を受けた。通算172勝右腕の「低めに球を集めるには下半身の粘りが大切」という話には「自分も『そうなのかな』と思っていた」と深くうなずいた。

 研修終了後はすぐに福岡へ戻り、12日から再び新人合同自主トレに臨む。「まずは自主トレをけがなく終えること。2月1日に気持ちよく準備した結果が、シーズンにつながる」。大谷ら同世代と共闘して、2020年は日本を世界の頂点へ導く。 (伊藤瀬里加)

=2017/01/12付 西日本スポーツ=

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