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千賀圧投、日の丸エースだ! 初先発5回1安打0封

お立ち台でガッツポーズする投打のヒーロー千賀(右)と筒香
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準決勝進出を決め、勝利を喜ぶ小久保監督(左端)や千賀(右端)
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イスラエル戦に先発し、5回を1安打無失点に抑えた千賀
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王会長(右)と笑顔で握手を交わす千賀
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 米国でも頼んだ! 2大会ぶりの世界一を狙うE組の日本がイスラエルを投打で圧倒し、6連勝で1位通過を決めた。WBC初先発の千賀滉大投手(24)が5回を被安打1の無失点に抑える完璧な投球。中継ぎから急きょスターターに抜てきされた育成出身右腕が大役を果たした。小久保監督の信頼も高く、米ロサンゼルスで行われる準決勝以降の先発候補にも浮上しそうだ。なお、オランダが2位で準決勝に進出した。

 ■計9回“完封”

 魂のバックスピンが空気を焼いた。5回2死。外角高めの152キロで8番打者のバットに空を切らせ、3球三振に仕留めた。打者8人連続斬り。無得点の根比べで千賀は負けなかった。「6回もいくぞと言われたけど、ふくらはぎがつりはじめてて。前(左)足…初めてです」。球数制限まで17球を残しての降板も、今大会の先発陣初の無失点。5回を全うしたのも初めてだ。

 初回に2球目を右前打された。併殺で事なきを得たが、2回、フォークが続けて本塁手前でワンバウンドするうち、今大会初めて四球も出した。「僕の代名詞…じゃないけど、フォークが正直、良くなかった」。3回は先頭打者にフォークを当て死球。ここからの2死三塁を乗り切り、息つくことなく気を入れ直した。

 「自分に言い聞かせるんです。『先頭、大事』って」。続く4回、先頭に3ボール1ストライクとなっても、最後は151キロで押し込み左飛。この回を両軍最初の三者凡退にした。「去年のシーズンがいい勉強。ピンチを切り抜けた後の回。僕にとって鬼門だった」。救援から中2日の先発抜てき。先発で12勝を挙げた昨季の経験が生きた。

 この日の先発を告げられたのは12日。中継ぎで2イニングを投げ、延長11回タイブレークの死闘でオランダを退けた試合直後のベンチ裏だった。権藤投手コーチに告げられ、劇勝の余韻が一瞬吹き飛んだ。思わず口をついた「嫌です」は冗談と本音が半々だった。

 こわばった顔の試合前。入団時からを知るソフトバンクの大先輩、斉藤和巳氏(本紙評論家)に励まされた。「蒲郡(千賀の故郷愛知県蒲郡市)から出てきて、ここで先発した時点でおまえの勝ちや!」。その通りになった。石川、菅野、武田。全員ドラフト1位の侍先発陣の内容を、育成4位だった男が上回った。

 ■和巳氏が激励

 勝敗なしも、侍ジャパン育成出身初先発で大役を全う。小久保監督は「千賀がよく投げた。調整も難しかったと思う」とねぎらった。全勝で2次リーグも1位通過。千賀が地をならし、筒香がエンジンに火を入れ、侍ジャパンは米国へ飛び立つ。今後の投手起用は未定を強調しつつ「この1、2次リーグで、いい投手は分かった」とうなずく。

 救援4回、先発5回で計9回“完封”の千賀は「どんな場面でもゼロに抑えてチームにいい流れを」と誓いつつ「メジャー中継で見てるような打者がどんどん出てくると思う。楽しみながら投げたい」とも。米国で先発の可能性もありそうだ。 (森 淳)

=2017/03/16付 西日本スポーツ=

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