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千賀、打倒USA!! 22日最難関・準決 菅野と必勝リレー

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■侍LA入り

【フェニックス(米アリゾナ州)森 淳】第4回WBC日本代表の千賀滉大投手(24)=ソフトバンク=が、世界一奪還へ無傷の橋を懸ける。侍ジャパンは19日(日本時間20日)、米アリゾナ州グレンデールでドジャースとの練習試合を実施。千賀は21日(同22日)の米国との準決勝登板に向け、先発予定の菅野と並び、ブルペンで65球を投げた。育成の星は今大会ここまで9イニング無失点。WBC日本代表史上最長となる連続無失点記録も視野に、難関突破の原動力となる。チームは練習試合後、決戦の地ロサンゼルス入りした。

■ブルペン65球

 灼熱(しゃくねつ)のアリゾナで、千賀は菅野の後を追うように、球場右翼フェンス部分にあるブルペンへ向かった。決勝トーナメント前最後の実戦となったドジャースとの練習試合。その試合前練習で小久保監督も見守る中、千賀は菅野と並んで投げた。ホームの米国と戦う準決勝では、先発予定の菅野に続く第2先発として、リレーの重要パートを担うことになる。

 感触を確かめながら65球。「(65球)投げたと言っても、軽くなので」と投球フォームのバランス確認に専心した。東京での2次リーグでは、救援から中2日で先発。好調ゆえの強行日程にあって「自分から『投げなくていいです』と言いました」と、18日カブス戦、19日ドジャース戦の登板はせず、調整に充てた。

■注目度急上昇

 6戦全勝で勝ち上がってきた侍ジャパン投手陣のキーマンだ。救援では1、2次リーグで1度ずつ登板し、計4イニングを7奪三振で無失点。2次リーグ第3戦のイスラエル戦では先発に抜てきされ、今大会の先発陣ベストの内容といえる5回無失点(勝敗なし)で、1位通過を導いた。計9回11奪三振で無失点。与四球1が示す安定感も頼もしい。

 世界一奪還へあと2勝。小久保監督が「一番難しい」とする準決勝で、狙い通りに米国打線を封じられれば、快記録が見えてくる。これまでWBC日本代表の連続無失点は、前回2013年の前田(広島=現ドジャース)がマークした10イニングが最長。「僕はゼロに抑えるという気持ちでマウンドに上がることしかできない。自信を持ってやっていきたい」と無心で腕を振ってきた千賀にとって、誇れる数字が目前に迫っている。

 昨秋の強化試合が侍ジャパン初招集ながら、今大会の大車輪の活躍で、注目度も急上昇した。特にイスラエル戦後、報道される機会が増えた。「友達からいろいろ(記事などが)送られてきますし、自分でも見ますけど、たまたま、ここまできただけ。そんな選手じゃないので」と苦笑。構えることなく、これまでの千賀のまま、トロフィーを掲げる瞬間まで突っ走る。

=2017/03/21付 西日本スポーツ=

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