ソフトBドラ2高橋礼ダブル合格誓う 専大卒業とキャンプA組入り

休日を返上し、一人ネットスローを繰り返す高橋礼
休日を返上し、一人ネットスローを繰り返す高橋礼
写真を見る

 ドラフト2位の高橋礼投手(22)=専大=が19日、大学卒業と宮崎春季キャンプでのA組入りの“ダブル合格”を誓った。定期試験のため、新人合同自主トレ中も筑後と神奈川県内のキャンパスを往復する日々が続いており、この日は筑後で休日返上のトレーニング。工藤監督が視察予定の23日のブルペン入りを予告したサブマリンは御前投球でアピールし、大学の単位とともに1軍主体のA組切符をつかむつもりだ。

 静かな屋内練習場を一人で訪れ、約20分のネットスローに取り組んだ。新人合同自主トレ2度目の完全休日。高橋礼は下手から力強い球を投げ込んだ。「(前クールは)他の新人も練習がきつかったと言っていた。少しでも差を埋めないと」。自然と力がこもった。

 卒業を懸けた大学の定期試験を受けるため、16日からの前クールは3日間とも不在。「大学1年で頑張らなかったので、まだ18単位残っている」。商学部マーケティング学科でコンビニの商品陳列を研究しており、筑後の寮にも教科書を持参。練習後も机に向かう。

 18日も神奈川県内のキャンパスで試験を受け、寮に戻ってからトレーニングを行った。22、26日にも試験があるが、「オフも練習すれば大丈夫と思う。なるべく時間をつくってやっていきたい。わざわざ行っているんで(単位を)くれると思います」と笑った。

 野球では「開幕1軍に焦点を合わせるのが大事」と強調する。23日は工藤監督が新人合同自主トレを初視察する予定で「しっかりといいところを見せたい」と御前投球にも前向き。188センチの長身サブマリンは開幕1軍を見据え、1軍主体の春季キャンプA組入りに向けたアピールも狙う。

 この日のネットスローは、筑後では初となるスパイクも履いての投球。より強い衝撃が加わる左かかと部分を透明な樹脂で特殊加工した“本格派サブマリン仕様”の特注スパイクだったが、「違和感なく投げられた」と合格点。用具面でも心強い味方が加わった。

 勉学と野球の両立を目指す高橋礼は、自身の投球について「球速も出しながら、浮き上がるようなボールの質も高めていきたい」と力を込めた。1月は試験のために計3度も大学へ足を運ぶ予定だが、二つの“試験”をクリアして開幕1軍への道を突き進む。 (小畑大悟)

=2018/01/20付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ソフトバンクホークス選手の写真販売中!

西日本新聞のイチオシ [PR]