ソフトB甲斐、初のフル代表に 千賀の話題には苦笑い「勘違いされる…」

トークショーで打撃練習でできた手のまめを見せる甲斐
トークショーで打撃練習でできた手のまめを見せる甲斐
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■あす正式発表

 福岡ソフトバンクの甲斐拓也捕手(25)が3月にオーストラリアとの強化試合(3日=ナゴヤドーム、4日=京セラドーム大阪)に臨む侍ジャパンのメンバーに内定したことが21日、分かった。昨秋に年齢制限のある国際大会、アジアプロ野球チャンピオンシップにオーバーエージ枠で初めて代表入りしたのに続き、初のフル代表。2020年東京五輪に出場する日本の扇の要を目指して、育成からの出世街道を駆け上がる。

■東京五輪メンバーへ一歩

 駆け足でスター街道を突き進む若き女房役に、ワンランク上の舞台が用意される。甲斐が3月の強化試合で侍ジャパン入りすることが明らかになった。稲葉監督にとっては初めてフル代表で臨む試合。東京五輪で金メダルを目指す“最強メンバー”の候補として、23日に正式発表される。

 育成で2011年に入団した甲斐は7年目の昨季、高谷と並ぶ主戦捕手として大ブレーク。自己最多の103試合に出場し育成出身初のベストナイン、育成出身捕手初のゴールデングラブ賞を受賞した。24歳以下または入団3年以内の選手(オーバーエージ枠3人まで)で戦った昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップでは初めて日本代表入りし、主力として初代王者に貢献。「独特で気の引き締まる雰囲気。めちゃくちゃ緊張した」と代表の重みをかみしめた。

 オーバーエージ枠で出場した同大会では若い投手陣を引っ張る立場でもあったが、今回は年齢制限などのない正真正銘の日本代表。球界を代表する投手たちとバッテリーを組むことになる。2年後の東京五輪を見据えた“基幹メンバー”としての第一歩。11日に東京都内での表彰式で、壇上から「守備と肩は代表に選ばれて不思議ではない」と稲葉監督に猛プッシュしたソフトバンクの工藤監督の期待も背負ってグラウンドに立つことになる。

■「チームでまずは正捕手」

 周囲の評価はうなぎ上りでも、当の甲斐は浮足立つことはない。21日に福岡市内であったトークショーでは、東京五輪への意欲を問われると「本当に、そこまで目標にできる選手ではない」と謙虚に回答。「まずはホークスでポジションをつかみ取りたい。まだまだ五輪とか(の考え)は全くない」と地に足を着けて取り組むことを強調した。

 強化試合にはソフトバンクから柳田、昨春のWBCでベストナインに輝いた千賀も選出される見通し。2年後の大舞台も見据えながら稲葉監督が目を光らせることになりそうだ。筑後で一人黙々と自主トレを続ける甲斐は「レギュラーを取ったわけではない。不安も多いけど、必死にアピールしていきたい」と力を込めた。日の丸を背負って臨む試合もアピールの場としながら、まずはチームで正捕手の座を固める。

■千賀の話題はノーセンキュー!? 甲斐苦笑い「勘違いされる…」

 甲斐がまたまた千賀との仲良しエピソードを明かした。福岡市内の商業施設でトークショーに出演。司会者にこのオフおなじみとなった?千賀の話題を振られると「あんまり千賀の話をしたくない。本気で勘違いされるんで。どこに行っても千賀の話が出る」と苦笑いを浮かべた。それでも20日に筑後のファーム施設で練習した際、がらんとした駐車場で隣に車を止めていたのは偶然にも千賀だったという。「『本当に好きやなあ』とLINE(ライン)を送りました」とさすがのアツアツぶりを披露していた。

=2018/01/22付 西日本スポーツ=

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