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第47期王位戦 第6局

羽生が王位防衛 通算12期

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感想戦で対局をふりかえる羽生王位
 神奈川県秦野市の旅館「陣屋」で12日から行われていた将棋の第47期王位戦7番勝負の第六局は13日午後7時16分、先手番の羽生善治王位(35)=王座、王将=が129手までで挑戦者の佐藤康光棋聖(36)を下し、対戦成績を4勝2敗として王位を防衛した。羽生は三連覇で、通算12期目の王位獲得となり、大山康晴十五世名人の通算記録に並んだ。通算タイトル獲得数も64期となり、中原誠永世十段と並んで史上2位となった。持ち時間各八時間のうち、残り時間は羽生4分、佐藤1分。

 現在の将棋界を代表する両雄のタイトル戦。羽生は第1、2局を連勝後、連敗。第5、6局を再び連勝して、防衛を決めた。

 羽生王位が貫録勝ち−。将棋の第四十七期王位戦七番勝負(西日本新聞社主催)の第六局は十三日、羽生善治王位(35)が苦しい局面を逆転して佐藤康光棋聖(36)を下し、王位を防衛した。

 二日目の戦いは、羽生の封じ手「5五歩」(41手目)で始まった。駒組みが終わった段階では、左翼の銀を右翼に組み替えるなどの工夫が奏功して佐藤の作戦勝ちで、羽生からの仕掛けが難しい局面となった。しかし羽生は、佐藤に決め手を与えないまま駒の組み替えに成功し、難解な中盤戦に。

 佐藤の4二角(48手目)がやや疑問だったらしく、その後、羽生が歩の連打で9筋の佐藤香をつり上げ9四桂(83手目)と駒得した局面では、わずかに羽生優位の棋勢となった。

 佐藤は6五歩(90手目)から敵玉に肉薄。9四玉(98手目)などの勝負手を放ったが、羽生の4四歩(99手目)が落ち着いた好手。その後は難解な局面もあったが、羽生は一手勝ちを読み切った。

 ●作戦失敗したと思った
 ▼羽生善治王位の話 一日目は中央に手をかけ過ぎて作戦は失敗したと思いました。ずっと自信はなかったが、4四歩(99手目)と打って難しくなったかと−。(通算のタイトル獲得が中原誠永世十段と並ぶことは)意識していませんでしたが、積み重ねの中でできたことで充実感はあります。

 ●苦しいシリーズだった
 ▼佐藤康光棋聖の話 駒組みはまずまずと思っていましたが、6六歩(47手目)と突かれるのをうっかりしていました。その後の端攻めの応接も間違えたかもしれません。今期は連敗のスタートとなり、苦しいシリーズでした。中盤以降に、ミスが多かったかもしれません。