38期王位戦index

第4局

97年8月18、19日

対局場=料亭 新みなと(福岡県大牟田市)


羽生が5連覇に王手、冷静に佐藤の反撃をかわす


 第三十八期王位戦七番勝負の第四局は、二日目の十九日、福岡県大牟田市の料亭「新みなと」で指し継がれ、百七手までで先手の羽生が勝ちを手にした。対戦成績は羽生の三勝一敗となり、羽生は五連覇と「永世王位」に王手を掛けた。持ち時間各八時間のうち、残りは羽生十八分、佐藤十六分。第五局は二十八、二十九両日、徳島市の「渭水苑」で行われる。

 矢倉模様となった本戦の二日目は佐藤の封じ手6四歩でスタートした。神経戦の沈黙を破ったのは、羽生の3五歩(五十九手目)。続けて5五歩と突く波状攻撃で佐藤を圧迫した。

 佐藤は4五銀(七十六手目)で銀桂を交換した後、8四桂と打って反撃。角交換後、6六角(九十手目)と打って羽生陣を大きく乱し、9九角成(九十四手目)で相手玉に迫った。しかし羽生は冷静に7七桂と、佐藤の馬筋をふさいで攻め味を消し、反撃をかわした。続いて3四桂(九十七手目)、4四桂と最強手で寄せた。




羽生善治王位の話
  途中までは何局もある将棋で、封じ手から新しい形になりました。5四歩(六十三手目)で少し模様がいいと思いましたが、難しかった。7七桂(九十五手目)で(後手の)馬が遊び、指しやすいと感じました。


佐藤康光八段の話
  少しずつ苦しい将棋でした。8四桂(七十八手目)から9六桂の攻めはけっこううるさいと思いましたが、6八玉(八十一手目)がいい手でしびれました。あそこから、指す手が分からなくなりました。





最新の盤面
ショックウェーブ版の盤面

このページはNetscape Navigator 2.x以上およびMicrosoft Internet Explorer3.x以上のブラウザーでご覧になってください。
なお、ショックウェーブのご利用方法および入手方法については、マクロメディア社のホームページをご覧ください。

指し手
第38期王位戦の日程と戦績
両者のプロフィル
前夜祭の写真
18日の写真
19日の写真

第4局の開催地、大牟田の紹介大牟田観光協会のページ


特集 第38期王位戦、展開を読む/対談−勝浦修九段、中村修八段

対談1
対談2
両者の対戦成績
今期の成績
歴代の王位戦

第1局結果| ●第2局結果| ●第3局の結果

将棋「王位戦」は以下の各新聞社の共催で実施しています

神戸新聞社中日新聞社東京新聞徳島新聞社西日本新聞社北海道新聞社