柔道にゅーす [最近の話題]
●金鷲旗・玉竜旗大会の開催要項[99/06/12]
●平成11年度高校柔剣道大会 金鷲旗(柔道) 玉竜旗(剣道)[99/06/12]
●県高校総体柔道兼九州大会予選 大牟田(男子) 柳川(女子)が優勝
[99/05/31]
●金鷲旗出場へ弾みを 鹿児島聾学校 ろう学校で全国唯一の柔道部   県高校総体一丸で臨む
[99/05/27]
●全日本女子柔道 阿武 女王返り咲き 二宮下し3年ぶり 30キロ差をはね返す[99/04/19]

[1999年6月12日朝刊掲載]
金鷲旗・玉竜旗大会の開催要項

 七月二十一日から二十九日まで、マリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町)で開催する平成十一年度金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会(九州柔道協会、九州剣道連盟、西日本新聞社主催)の要項は次の通りです。
  一 参加資格 (1)全国高等学校体育連盟大会開催基準要項により参加を認められた学校(2)昭和五十五年四月二日以降生まれで平成十一年四月以降当該学校に在学している者。ただし、同一学年での出場は一回限り(3)生徒は学校長の責任において出場させ、健康上その他支障ある者は参加させないこと(4)柔道出場者は全日本柔道連盟会員として登録している者に限る。
 二 参加方法 各校とも自由参加とする。
 三 チーム編成 1校1チーム。監督一人、選手五人、補欠二人以内。
 四 競技規定 《柔道》審判は講道館柔道試合審判規定による《剣道》(財)全日本剣道連盟の剣道試合・審判規則・同細則ならびに試合運営要領、および本大会規定により行う。※女子の剣道着・袴(はかま)の色は白とする。
 五 試合方法 団体トーナメント方式の対抗勝ち抜き試合。
 六 申し込み 大会事務局作成の申込用紙で六月十八日(必着)までに、〒810―8721、西日本新聞社事業局文化スポーツ事業部内「金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会事務局」=092(711)5530=へ申し込む。
 七 組み合わせ 主催、主管、後援各代表者出席のもと厳正抽選する。
 八 審判・監督会議
 《柔道男女》七月二十一日(水)▽審判会議=午後三時▽監督会議=午後三時半。
 《剣道女子》七月二十四日(土)▽審判会議=午後四時▽監督会議=午後四時半。
 《剣道男子》七月二十六日(月)▽審判会議=午後二時半▽監督会議=午後三時。
 場所はいずれも会場三階のサブアリーナ。
 九 その他 (1)大会参加のための経費は参加校の自己負担(2)主催者で選手全員に傷害保険加入(3)希望があれば大会事務局で宿舎をあっせんする。

[1999年6月12日朝刊掲載]
平成11年度高校柔剣道大会 金鷲旗(柔道) 玉竜旗(剣道)

全国の高校生が勝ち抜き戦で日本一の座を争う平成十一年度金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会は、七月二十一日から二十九日までの九日間、マリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町)で開催します。記憶に残る名勝負とともに多くの名選手を輩出したこの大会に、今年はどんな強者が登場するかご期待ください。

【柔道女子】 7月21日(水)午後5時から男女合同の開会式
22日(木)午前8時から試合
23日(金)男子2回戦終了後に試合、閉会式
【柔道男子】 7月21日(水)午後5時から男女合同の開会式
7月22日(木)女子4回戦終了後に試合
7月23日(金)午前8時から試合、女子の試合、
閉会式終了後に試合
7月24日(土)午前8時から試合、閉会式
【剣道女子】 7月25日(日)午前8時から開会式、試合
7月26日(月)午前8時から試合、閉会式
【剣道男子】 7月27日(火)午前8時から開会式、試合
7月28日(水)午前8時から試合
7月29日(木)午前8時から試合、閉会式
<入場料>一般千円(前売り七百円)、高校生以下無料(中高生は生徒手帳の提示が必要です)
※前売り券はチケットぴあ、ローソンチケットで発売中
【共催】九州柔道協会、九州剣道連盟
【主管】福岡県柔道協会、福岡県剣道連盟
【後援】文部省、(財)全日本柔道連盟、(財)全日本剣道連盟、九州高等学校体育連盟、九州・山口各県、同各県教育委員会、福岡市、同市教育委員会、テレビ西日本
【協賛】NTT、やまや、西日本銀行


[1999年5月31日朝刊掲載]
県高校総体柔道兼九州大会予選 大牟田(男子) 柳川(女子)が優勝

福岡県高校総合体育大会柔道選手権大会兼第四十八回全国・第四十九回九州大会県予選(西日本新聞社など後援)の団体戦が三十日、福岡市中央区の福岡武道館で行われた。各地区の予選を勝ち抜いた男子二十四校、女子十六校が八月に盛岡市で開かれる全国高校総体への切符を争い、男子は大牟田が五年ぶり四回目、女子は柳川が二年ぶりに優勝した。男女各1、2位の高校には六月の九州大会への出場権が与えられた。
 男子で準決勝、決勝をともに一本勝ちし、杉野健次郎監督(30)が殊勲者として挙げた大牟田の福田浩二選手(18)は「大会前の監督の指示は『最後まであきらめるな』だった。それを忘れずに試合に臨んだのが勝因です」と笑顔で話した。
 女子の決勝で前年の優勝校、福工大付を倒した柳川の赤嶺亜沙主将(17)は「先輩たちの借りを返すことが出来てうれしい。今年は金鷲旗大会、高校総体との全国大会二冠を目指します」と力強く語った。

成績は次の通り。
 ▽男子(1)大牟田(2)東海大五(3)嘉穂(4)福大大濠
 ▽女子(1)柳川(2)福工大付(3)小倉南(4)志耕館


[1999年5月27日朝刊掲載]
金鷲旗出場へ弾みを 鹿児島聾学校 ろう学校で全国唯一の柔道部
県高校総体一丸で臨む

全国約七十のろう学校の中で、唯一柔道部がある鹿児島聾(ろう)学校(鹿児島市草牟田二丁目)が、二十六日、鹿児島市永吉町の鹿児島アリーナで始まった県高校総体柔道競技に出場、チーム一丸となって戦った。同日の団体戦では、惜しくも二回戦で敗れたものの、選手たちは、七月に福岡市で開かれる「金鷲旗高校柔道大会」(西日本新聞社など主催)に向け、気持ちを新たにしていた。
 現在部員は五人。他の運動部とかけもちしたり、夕食時間が決まっている寮生活の部員もいるため、練習時間は一日約一時間という。それでも、中学部時代に鹿児島市の大会で個人優勝の経験がある雨田佑輔君、坂元浩美君=いずれも二年=ら、実力者がそろっている。
 金鷲旗大会は一昨年に初出場を果たし、今年は三年連続の出場を目指している。全国の強豪が集う同大会だけに、浜崎忠人監督は「大きなな刺激になり、ほかのろう学校にとっても励みになっている」と話す。今回の目標は初戦突破。「県高校総体を金鷲旗大会の弾みにしたい」と、部員たちは二十七日の県高校総体個人戦に向け、意欲を燃やしている。

[1999年4月19日朝刊掲載]
全日本女子柔道 阿武 女王返り咲き 二宮下し3年ぶり 30キロ差をはね返す

 阿武が三年ぶりにV奪回―体重無差別で日本一を争う第十四回全日本女子柔道選手権が十八日、愛知県武道館で行われ、決勝で阿武教子(22)=福岡・柳川高―明大―警視庁=が、上野雅恵(20)=住友海上火災=を優勢勝ちで下し、三年ぶり五度目の優勝を飾った。両者ポイントがとれないままの残り17秒で、阿武が大内刈りで有効を奪い、勝負を決めた。三連覇を目指した二宮美穂(23)=熊本・阿蘇高―日体大―コマツ=は、準々決勝で優勝した阿武に小差の判定で敗れ、涙をのんだ。
    ×      ×
 ▽準々決勝
阿  武(4) 優 勢  二  宮(4)
(警視庁)        (コマツ)
前  田(2) 優 勢  山  下(2)
(筑波大)        (大阪府警)
上  野(2) 優 勢  兼  子初
(住友海上)       (帝京大)
山  本(2) 崩れ上  石  橋(3)
(大阪府警)  四方固  (綜合警備
        め3分  保障)
        48秒
 ▽準決勝
阿  武(4) 優 勢  前  田(2)
上  野(2) 優 勢  山  本(2)
 ▽決勝
阿  武(4) 優 勢 上  野(2)
(共同)
    ×      ×
 ●「終盤が勝負」攻めに攻め抜く 阿武 女王返り咲き 二宮下し3年ぶり 30キロ差をはね返す
 天を見上げ、目を閉じた。勝利を告げるブザーの音。沸き上がる歓声。そして頂点の座。忘れかけていたすべてを取り戻した。「信じられない。また、価値ある大会で優勝できるなんて」。三年ぶりのV奪回。阿武の顔が笑みで満ちあふれた。
 この大会は九回目の出場。だが、立場は違った。九七年に二宮美穂に五連覇を阻止され、昨年は準々決勝で前田桂子(筑波大)に一本負け。今大会は予選からのスタートとなった。屈辱、挫折…。しかし、めげることはなかった。逆に闘争心をかき立てた。「連覇が途切れると落ちる一方になるが、絶対もう一度取り返してみせる」
 最大のヤマは準々決勝。相手は二年前に屈辱をなめさせられた二宮。「この試合にかけていた。立ち上がりと終盤が勝負」。残り40秒から攻めを連発。30キロ重い二宮をほんろうし、2―1の判定勝ち。決勝でも、残り17秒で上野から大内刈りで有効を奪い、勝負を決めた。
 四日前に右足首を痛め、体調は万全ではなかった。しかし、「弱気にならず、気持ちが前向きだった。気迫の勝利」と全日本の吉村・強化ヘッドコーチ。勝利への執念がV奪回をもたらした。
 今春、明大を卒業し警視庁に入った。社会人生活の始まりは、柔道人生を締めくくる新たな二年間のスタートを意味している。まず十月の世界選手権、そして来年のシドニー五輪。「(来月二日の)体重別選手権でもいい結果を残して、次のステップにしたい」。女王の座に返り咲いた阿武には、失いかけた自信がよみがえっていた。(田中耕)
    ×      ×
 ●二宮、大粒の涙
 〇…準々決勝で阿武に小差の判定負け、三連覇を逃した二宮は試合後、頭からタオルをかぶり、座ったまま動かず大粒の涙を落とした。事実上の優勝戦だった。前半は有利に試合を運んだが、中盤から後手に回ってしまった。二年前の決勝戦で初めて阿武を破り、初優勝を果たしたが、そのときは判定勝ち。「阿武に(一本で)勝ってこそ日本一と思っていましたから」とポツリ。来月二日には体重別選手権があるが「気持ちを切り替えないといけないけど、時間がかかるかも」とショックの大きさを隠しきれない様子だった。
    ×      ×
 ●厳しい組み手に脱帽
 〇…決勝で敗れた上野は「組み手争いが厳しいのでびっくりした」と、対戦した阿武の感想を話した。
 上野は、足技を武器に勝ち進んだ。決勝では互角の戦いに持ち込んだが、試合の終盤「疲れでふっとした途端にやられた」という大内刈りで有効を奪われた。
 (共同)

[1999年3月22日朝刊掲載]
全国高校柔道 東海大相模がV奪還 福大大濠は3回戦で涙 東海大二 堂々3位

 第二十一回全国高校柔道選手権大会最終日は二十一日、東京・日本武道館で男子の勝 ち抜き方式による団体戦を行い、東海大相模(神奈川)が国士館(東京)を破り、三年 ぶり三度目の優勝を飾った。大将戦となった決勝戦は、国士館の高井洋平の反則負けと いう思わぬ幕切れとなった。九州勢では、東海大二(熊本)が3位。十二年ぶり出場の 福大大濠(福岡)は3回戦で敗れた。

    ×      ×

 【男子】
▽団体準々決勝
国 士 館 1人残 桐蔭学園
(東 京) し   (神奈川)
東海大二  1人残 小  杉
(熊 本) し   (富 山)
東海大相模 1人残 宮崎日大
(神奈川) し   (宮 崎)
世田谷学園 2人残 天  理
(東 京) し   (奈 良)
 ▽同準決勝
国 士 館 2人残 東海大二
(東 京) し   (熊 本)
東海大相模 2人残 世田谷学園
(神奈川) し   (東 京)
 ▽同決勝
東海大相模 1人残 国 士 館
(神奈川) し   (東 京)
 谷 口(2) 引き分 岩 上初
        け
〇水 島(2) 優 勢 伊 藤初
 水 島    優 勢 中 島初〇
〇橋 口初   背負い 中 島
        投げ
 橋 口    優 勢 皆 川初〇
〇小 野(2) 内また 皆 川
        透かし
 小 野    優 勢 高 井初〇
〇鈴 木(2) 反則勝 高 井
        ち (共同)
    ×      ×
 ●伸び伸び 強豪に互角 「もっとやれる」 雪辱誓う 東海大二  全国の強豪を相手に引けを取らなかった。「よくやってくれた。選手も大きな自信に なったはず」。強豪・国士館に敗れたが、堂々の3位に東海大二の原口謙一監督の表情 がほころんだ。  みな無名選手ばかり。中学時代に全国大会出場など輝かしい実績を残した選手は一人 もいない。それだけに「全国大会のムードにいかにのまれないか」(原口監督)がカギ だった。しかし、選手は初戦から伸び伸びとした戦いを見せた。  3回戦では、個人戦優勝者の桶谷忠司を擁する小杉(富山)を相手に主将の松崎建司 が健闘。一人残して桶谷と対戦。引き分けに持ち込み勝利を引き寄せた。  「持てる力を出し切ったと思っていません。力を出せばもっとやれると思う。次の大 会では何としても勝ちたい」と原口監督。頂点を目指し、夏の金鷲旗での雪辱を誓っ た。(田中耕)

    ×      ×
 ●「重量軍団」に惜敗 「核になる選手いない」 福大大濠  〇…「決勝戦進出」を合言葉にチーム一丸となって戦った福大大濠だが、100キロ 以上の選手三人を擁する大型チームの天理に惜敗した。二人を残して大将・田村を引き ずり出したが、及ばなかった。  徳永監督は「この天理戦が大きなヤマだった。全国大会で勝ち上がっていくために は、核になる選手がいないと苦しい」と残念がった。


[1999年3月17日朝刊掲載]
井上兄弟らに注目
全日本体重別柔道 組み合わせ決まる

第三十二回全日本選抜柔道体重別選手権大会(四月四日・福岡市民体育館)の組み合わせ抽選会が十六日、福岡市中央区の福岡武道館で開かれた。

7階級に五十六選手が出場するこの大会は、世界柔道選手権(十月・バーミンガム=英国)とユニバーシアード(七月・パルマ=スペイン)の最終選考会を兼ねる。

100キロ級では、宮崎県出身の井上智和(太平工業)、康生(東海大)の兄弟に、急成長中の鈴木桂治(国士館大)が絡めば面白くなる。

また、100キロ超級は3連覇を狙う篠原信一(旭化成)と一月の嘉納杯国際同級で大会史上初の高校生王者になった棟田康幸(世田谷学園―明治大)を軸に展開しそうだ。100キロ超級は全日本選手権(四月二十九日)後に代表が決まる。


●各階級の展望
【100キロ超級】昨年のアジア大会を制して、復活の兆しが見える篠原を中心とした優勝争いが予想される。ベテラン金野、立ち技から寝技への切り返しが得意な棟田が絡めば、面白くなる。

【100キロ級】前回に続き井上智和と弟・康生の兄弟対決が実現するか。成長株の鈴木は’99オーストリア国際で優勝し自信を付けた。うまくいけば三つどもえの戦いとなりそうだ。

【90キロ級】今年の嘉納杯国際で準優勝ながら、収穫を得たという中村佳が昨年の雪辱を期して臨む。昨年の講道館杯を制した吉田や同杯準優勝の大原が中村佳を追う。

【81キロ級】フランス国際、オーストリア国際を制覇して勢いに乗る塘内が主導権を握りそう。窪田、滝本、鉄谷ら若手に加えて、復活期す古賀の戦いぶりにも注目が集まる。

【73キロ級】中村兼が頭一つ分抜きんでている。金丸、安達ら学生に期待がかかるが、まだ中村兼以外の選手の実力は横一線といえそう。

【66キロ級】本調子を取り戻してきている中村行は’99フランス国際で優勝、今回は五連覇の期待がかかる。チェコ国際2位の小見川がどこまで食い下がるかも見物だ。

【60キロ級】野村と徳野を軸に優勝争いが展開されそう。’99ドイツ国際を制した堤も活躍が期待される。二人との力の差をどこまで縮めることができるか。


[1999年3月12日朝刊掲載]
柔道の中村3兄弟や空手の鍋城選手ら受賞
スポーツ栄誉賞贈呈式 福岡市

福岡市スポーツ栄誉賞に輝いた鍋城選手(左から2人目)、日下部選手(同4人目)らオリンピックなどで活躍した福岡市ゆかりのスポーツ選手に贈られる同市スポーツ栄誉賞の第三回贈呈式が十一日、市役所であった。同市出身の柔道選手、中村佳央、行成、兼三の三兄弟(いずれも旭化成)のほか、空手の鍋城泉選手(福岡大四年)、柔道の日下部基栄選手(純真女子短大二年)が初の栄誉に輝いた。中村三兄弟は、これまで個別に受賞していたが、そろって受賞したのは初めて。

鍋城選手は、昨年の世界選手権大会三位とアジア大会での優勝、中村三兄弟は、同大会での行成選手の優勝と兼三、佳央両選手の二位、日下部選手は、同大会で三位になった実績が評価された。

贈呈式には、鍋城、日下部の両選手と、強化合宿中の中村三兄弟に代わり父の浤和さん(53)、母の千鶴子さん(57)らが出席。山崎広太郎市長が「今後も、広い世界での活躍を期待している」と激励した。

これに対し、熊本県教委に採用が決まっている鍋城選手は、重さ五・五キロもあるクリスタル製の記念盾を手にした実感を交え「この重さに負けないように今後も頑張ります」。

日下部選手は「次のアジア大会では優勝したい」と述べ、就職先の福岡県警で練習を積み、二〇〇〇年のシドニー五輪を目指す意気込みも示した。

中村三兄弟の母、千鶴子さんは「三兄弟そろって再び賞をもらえるように、と伝えます」と笑顔で話していた。


[1999年3月9日朝刊掲載]
福岡県山田市で「筑豊地区少年柔道大会」
小中学生300人が参加

「第十九回筑豊地区少年柔道大会」(山田市柔道連盟、山田市弘道館など主催)が七日、山田市上山田の同市武道場であり、嘉飯山、直鞍、田川各地区にある十七の道場や中学校の柔道部から、小中学生の男女約三百人が参加し、熱戦を繰り広げた。少年の健全な心身育成と筑豊地区の柔道のレベルアップを図ることを目的に始められた同大会は、今回で十九回目。同地区では最大規模の大会という。

大会は、団体戦と個人戦で戦われ、団体戦は小学生のみで低学年と高学年に分かれて実施された。個人戦は小学三年から同六年まで4部門と中学一、二年の男子2部門と中学生女子の合計7部門でトーナメント方式で試合をした。

子どもたちは対戦の中で、スピードあふれる力強い技を繰り出していた。会場には大勢の保護者たちが詰めかけ、熱気に包まれていた。

結果は次のとおり。
【団体戦】下学年の部=(1)稲築町少年柔道教室A(2)山田市弘道館A(3)稲築町少年柔道教室B▽上学年の部=(1)山田市弘道館A(2)飯塚少年柔道教室(3)田川市武道館鷹羽塾A
【個人戦】小学三年生の部=(1)藤春夏美(稲築町少年柔道教室)(2)藤春洋介(同)(3)益田太智(山田市弘道館)▽同四年生の部=(1)松野ちあき(稲築町少年柔道教室)(2)佐々木大和(山田市弘道館)(3)大谷祐樹(同)▽同五年生の部=(1)益田良輔(山田市弘道館)(2)浦野誠也(田川市武道館)(3)大谷竜也(山田市弘道館)▽同六年生の部=(1)浜野光司(糸田町スポーツ少年団柔道部)(2)島津達也(稲築町少年柔道教室)(3)宮近大輔(直方少年柔道クラブ)▽中学一年生の部=(1)松島将太(川崎町青少年柔道愛好会)(2)楠木大介(糸田町スポーツ少年団柔道部)(3)山中雅史(桂川中)▽同二年生の部=(1)酒井真吾(直方市正心館)(2)高下祐太(川崎町青少年柔道愛好会)(3)坂口誉寿(山田市弘道館)▽同一、二年女子の部=(1)古野富士子(桂川中)(2)安部田真世(飯塚二中)(3)上田裕子(飯塚一中)


[1999年2月17日朝刊掲載]
福岡県中学校新人柔道大会 男子団体は守恒中優勝

県中学校新人柔道大会(西日本新聞社後援)が十四日、福岡市中央区の福岡武道館で行われ、男子団体は北九州市の守恒中、女子個人は片岡美華さん(14)=守恒中=がそれぞれ制した。

守垣中と洞北中の争いとなった男子団体の決勝は、大将戦の末、3―2で決着がついた。守恒中の大将を務めた山田松重主将(14)は「絶対負けないという自信があったので、プレッシャーを感じることはなかった」と堂々としたもの。

また、女子個人戦決勝は、片岡さんと竜明希さん(沖学園中)とが対戦。「過去に竜さんと対戦して二度とも負けていた。試合前は緊張したけど、気持ちだけは負けたくなかった」と雪辱を果たしてうれしそうだった。

3位の結果は次の通り。

男子団体=大牟田市立甘木、甘木市立甘木▽女子個人=松崎智加(白銀中)、今井優子(敬愛)


[1999年2月10日朝刊掲載]
「武徳殿」解体撤去へ 風治八幡神社奉賛会
老朽化進み修復断念 田川市

田川市川端町の彦山川沿いにある「武徳殿」が、老朽化に伴い今月末にも解体撤去されることになった。敷地には、川渡り神幸祭で「ご神体」をまつるお旅所の神殿もあり、市民になじみが深い田川のシンボルのひとつ。管理にあたる風治八幡神社奉賛会(原正水会長、八十人)は「老朽化でこのまま放置すれば事故も起こりかねない。多額の資金がかかり修復のめども立たない」としている。

武徳殿は一九三三年に建設された。約五百平方メートルの木造平屋建てで、奥には別棟の神殿(お旅所)が並んでいる。

建設には当時の伊田町長だった林田春次郎さん(初代田川市長)の尽力があったという。その後、青少年の柔道、剣道の鍛錬の場として活用されてきたが、これまで一部が修復されただけで、年々老朽化が進んでいた。とくに九一年の台風19号では致命的な打撃を受け、今では屋根がわらも大部分が崩落状態。神幸祭では、多数の行楽客でにぎわう場所だけに、事故防止の対応が迫られていた。

同奉賛会では、武徳殿の跡地には大鳥居を建設する予定。お旅所の神殿の修復は今後検討するという。

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