九州・沖縄サミット=蔵相会合待つ福岡 VIPのスマイル 似顔絵500点展示 ほのぼの
2000年7月1日夕刊掲載

 主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)を盛り上げようと、参加国の首脳や蔵相の「笑顔」をテーマにした似顔絵コンテストの作品を展示する「ハロー・スマイリー・VIP」(西日本新聞社など後援)が一日、福岡市中央区天神の福岡三越で始まった。十七日まで。  このコンテスト(日本青年会議所九州地区福岡ブロック協議会主催)は、県内の園児、児童を対象に募集し、主要八カ国(G8)とEUの首脳ら十九人の笑顔を描いた。約七千六百点の応募があり入賞作品約五百点を展示している。  ソーセージとビールを持って歯をむき出しに笑うドイツのハンス・アイヒェル蔵相の姿など、英字新聞を使った切り絵などで鮮やかに描かれている。故小渕恵三前首相の「笑顔」もあり、懐かしそうに見入る来場者もいた。

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福岡蔵相会合 保安対策に力 西部ガスや九電
2000年7月1日朝刊掲載

 西部ガス(福岡市)は三十日、九州・沖縄サミット福岡蔵相会合に向けた保安対策を発表。会場の福岡市博物館やホテルなどのガス設備を点検したほか、液化天然ガスを貯蔵する同市内の工場内で、不審者の侵入を防ぐ監視設備を増強した。  九州電力(同)も高圧発電車や巡視員を周辺を配置する。NTT西日本福岡支店(同)は通信設備の保守要員二百五十人を配置。NTTドコモ九州(同)も技術員百人態勢で臨む。

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福岡蔵相会合 明暗分ける地場企業 「商機」と歓迎のホテル 百貨店は「客足が心配」
2000年7月1日朝刊掲載

 七月八日に開かれる主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)福岡蔵相会合まで一日で一週間。会場となる福岡市では開催当日、市内へのマイカー乗り入れが厳しく規制されるため、百貨店などは「中元商戦への影響は避けられない」とマイナスの経済効果を心配。一方、ホテルなどは「知名度アップのチャンス」と、あの手この手の営業戦略を繰り広げている。
 福岡県警は各国要人の警備のため、開催日をはさむ七―九日に「平常の三割減」を目標に福岡市都心部へのマイカー乗り入れを制限。都心部の百貨店などにも「関連イベントを控えるように」と指導している。
 同市の百貨店は既に中元商戦に突入。一日からは夏物セールも始まるが「ボーナス支給後の週末だけに痛い」(博多大丸)などと各店とも渋い表情。交通規制のため、会合当日は福岡市内のタクシーの三分の一に当たる約二千台が臨時休業する予定で、福岡三越は「人出が減るのは確実」とあきらめ顔だ。
 これに対し同市内のホテルは「商機」と期待する。ソラリア西鉄ホテルは一日からサミット参加八カ国の料理を提供するフェアを開催。「雰囲気盛り上げに一役買いたい」と意気込む。
 また、蔵相会合前日の世界経済シンポジウムの会場になるホテルニューオータニ博多は四百二室すべてに高速インターネット回線を配備。「これを機に外国人需要を取り込みたい」ともくろむ。
 一方、日本やドイツなど四カ国の代表団が宿泊するホテルオークラ福岡は期間中(七―九日)一般営業を自粛。レストランや宴会場の利用も中止するため「売り上げ減は避けられない」という。
 福岡商工会議所の後藤達太会頭は蔵相会合の地元に与える効果について「警備が慎重になり過ぎている面もあるが、蔵相会合を無事成功させることが長期的には福岡を国内外にPRすることになる」と話している。

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警官700人 総合警備訓練 首脳会議会場
2000年7月4日朝刊掲載

  二十一日からの主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)を前に、首脳会議会場となる沖縄県名護市の万国津梁館(ばんこくしんりょうかん)で、警察による総合警備訓練が行われた。  参加したのは、山口県警など全国から派遣された警察官約七百人。警護対象者の前後から襲撃を受けた場合の排除訓練のほか、放置された不審車両を素早く撤去したり、歓迎者の列から突然現れた襲撃者を制圧し会場や車内に緊急離脱するなど、統制の取れた動きを見せていた。

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