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この夏、世界の視線が九州・沖縄に集まる。 二十世紀最後の主要国首脳会議「九州・沖縄サミット」。カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ロシア、英国、米国、そしてEU(欧州連合)。世界の首脳が九州・沖縄に勢ぞろいする歴史的な光景を目にするのは、一生に一度のチャンスかもしれない。 フランス・ランブイエで開かれた第一回サミットから二十六年目。日本では過去三回、すべて東京で開かれた。だが、わが国初の地方開催となる今回は、雰囲気ががらりと変わる。 サミットがある七月。首脳会議の会場となる沖縄・名護市では、太陽と青い海がまぶしく輝く。宮崎(外相会合)は国内外からのリゾート客でにぎわい、福岡(蔵相会合)は勇壮な博多祇園山笠にわく。 舞踊や音楽などの伝統芸能、祭り…。古来、アジアとの関係が深い九州・沖縄の文化や自然は、欧米にはない彩りを放つ。九州・沖縄サミットは、まさに「アジアを感じるサミット」なのだ。 西暦二〇〇〇年、世界を視野に二十一世紀を展望する九州・沖縄―。新時代の到来にふさわしい「ひのき舞台」は、もう目前に迫っている。 |
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