| 2001年7月29日朝刊掲載 | |
| 全国高校野球県大会 決勝 九産九州 大差で制す | |
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▼写真=胴上げされる九産大九州の森崎哲哉監督
九産九州 佐伯投手気力で投げ抜く 今大会屈指の技巧派と騒がれ、大きく外へ曲がるスライダーが決勝でも強い武器になった。決勝ではわずか2安打に抑え、9つの三振を奪った。 決勝戦で、左足がはれていた。走ると痛みを感じるほどだった。「投げてる時は足の痛みなんか感じなかった」。気力が支えた。味方の支援も力になった。「決勝戦は守りに随分助けられた」 スコアはワンサイドの展開。が、決勝にふさわしい数字を越えた駆け引きがあった。
森崎哲哉・九産大九州監督の話
福岡工 61年ぶり決勝力尽くした チームはこれまで6試合でわずか7失点。高木翔吾、松浦隆介の両投手の粘り強い投球が原動力になっていた。だが、この日は被安打13で10失点。主将の西村政彦捕手は「先制点を奪われたことで攻めの投球ができなくなった。もっと内角にミットを構えるべきだった」と振り返った。 強豪がひしめく県内は、決勝に進むことも容易ではない。ナインにも「あと一つの勝利」という悔いも強いが、「全力は尽くせた」(西村主将)との満足感もある。選手たちは下見世宏樹監督を胴上げし、涙をぬぐって球場をあとにした。
下見世宏樹・福岡工監督の話
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| 2001年7月29日朝刊掲載 | |
| 大会を振り返って 目を引く投手の技量 予想覆す波乱の展開も | |
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全国高校野球選手権県大会決勝戦は南部勢同士の対決となり、九産大九州が夏の甲子園初出場を決めた。 今大会も当初は、ここ10数年の傾向通り「南高北低」「私学優位」が叫ばれていた。しかし、優勝候補の私学勢が公立勢に相次ぎ敗れるなど、波乱含みの展開となった。 5回戦では、八幡・東筑・戸畑商の北部勢がそれぞれ南部私学を破り8強入り、北部復活を強く予感させた。また、優勝候補の連破で、61年ぶりの決勝進出を果たした福岡工の戦いは、あらためて野球の魅力を感じさせてくれた。 大会を通じ、投手力の高さが目を引いた。九産大九州の佐伯尚治、東福岡の下野輝章など大会前から注目されていた投手は実力を存分に発揮。柳川の近藤隆、福岡工の松浦隆介、高木翔吾は試合を重ねるごとに成長した。ただ、四死球の数が多い試合があったことが気がかりだ。 全国有数の激戦地区ともいわれる県大会。参加した133校の頂点に立った九産大九州には、甲子園では敗れ去った球児たちの思いを胸に、はつらつでさわやかな試合を期待したい。 (地域報道センター・塩入雄一郎、大牟田支局・重川英介)
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| 2001年7月29日朝刊掲載 | |
| 高校野球地方大会=13代表決まる 打線爆発 初の切符 九産大九州 | |
九産大九州の破壊力は、決勝になって、さらに磨きがかかった。13安打2本塁打で10点。しかも三回は二死無走者から3安打で2点を先制し、五回も二死一、二塁から、3連打で4点と、勝負強さが目立った。打撃練習に特に力を入れたわけではない。森崎哲哉監督の指示は「センターから右に打て」。これが球に逆らわない素直な打撃につながったといえば言える。「二死からこれだけ打てるなんてウソみたい。点差も思った以上に離れた」。森崎監督も驚いた。 大会中の15日に松本俊二校長が急死した。教頭時代に野球部副部長も務め、野球部には特に目をかけた恩人だった。「この喜びを松本校長に一番に伝えたい」と森崎監督。本塁打を放った4番の植津も「甲子園に連れていく、という約束を果たしましたと報告したい」と語った。 ナインが1つになって、次に目指すのは、一昨年春にできなかった甲子園初勝利しかない。(林 原弘) ▲写真=【九産大九州―福岡工】優勝を決め、抱き合って喜ぶ九産大九州バッテリー
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| 2001年7月29日朝刊掲載 | |
| 九産大九州が夏の甲子園初 県大会V | |
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第83回全国高校野球選手権福岡県大会は28日、大牟田市の大牟田延命球場で決勝戦があり、九産大九州が10―1で福岡工を下し、夏の甲子園大会初出場を決めた。
試合は、九産大九州が三回、中軸の連続適時打で2点を先制すると、四回には1番高橋がバックスクリーンに2点本塁打をたたき込むなど着実に加点。投げては主戦・佐伯が福岡工を2安打に抑える好投で、福岡工を下した。福岡工は61年ぶりの甲子園出場の夢は実現しなかった。 |
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| 2001年7月28日夕刊掲載 | |
| 2001高校野球福岡大会=九産大九州が先制 | |
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▼写真=【九産大九州―福岡工】三回表九産大九州二死一、二塁、平原の中前適時打で二走・高橋が先制のホームイン。捕手は西村
福岡工は準々決勝で春夏連続出場を目指していた東福岡、準決勝では連覇をかけた柳川を倒し勢いに乗る。九産大九州は投打のバランスがとれた好チーム。 試合は、九産大九州が三回表、二死一、二塁の好機に3番平原、4番植津の連続適時打で先制。四回、1番高橋の2点本塁打で加点した。
夏に負けない応援熱 福岡工は応援団やブラスバンド、希望者の生徒、教師など約300人がバス8台で球場へ。久保山昇校長は「半世紀を越えて決勝に進んだのはすごいこと」。
九産大九州もバス7台約350人で応援に駆けつける。浜司博康校長は「ここまで、よく負けずにこれた。思いきりプレーしてほしい」と話した。
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| 2001年7月28日朝刊掲載 | |
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全国高校野球県大会 準決勝 福岡工 九産大九州 甲子園かけきょう決勝 柳川と戸畑商は涙 | |
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▼写真=【九産大九州―戸畑商】九回を3者三振で抑え、マウンドでガッツポーズの佐伯
この日の立役者は5番立石拓摩左翼手。1点リードされた三回、四死球で出塁した走者2人を一気にホームに返す右前適時打で逆転。七回には右中間を深々と破る三塁打で2点を追加し、この日は計4打点。「待っていた低めの直球を振り抜いた」と声を弾ませた。 先発松浦隆介、救援高木翔吾の投手陣は、柳川の強力打線を相手に計9安打を浴びながら粘り強い投球で、二回の1点のみに抑える好投をみせた。
優勝候補相手の快勝にに、保護者や同級生、卒業生ら約四百人が詰めかけたスタンドは沸き返った。試合終了後は万歳が何度も繰り返され、ナインに「よくやった」「明日も頑張れ」の声が飛んだ。
周囲の期待が重圧になっていたのだろうか。この日は投手陣が13四死球を与える不調。先発近藤投手は「カーブが決まらず、直球でいくしかなかった。絶対に決勝へ進みたいと意識しすぎた」と振り返った。
泣きじゃくる選手たちを、末次秀樹監督は「泣く必要があるか。胸を張れ。本当によくやった。今大会を通じて、昨年のチームに負けない、よいチームになった」とほめた。
決勝の見どころ 総合力の九産大九州 勢いに乗った福岡工 勝てば、夏の甲子園初出場となる九産大九州の主戦・佐伯投手は横手から内外角に投げ分ける制球力が身上。準決勝の戸畑商戦では10奪三振を奪った。主砲・植津三塁手を中心とした強力打線は健在。15日に急死した松本俊二校長に勝利を報告しようと、ナインの意気は上がっている。 総合力では九産大九州がやや優位との見方もあるが、福岡工の勢いも侮れない。決勝戦独特の雰囲気も加わるだけに、どちらが先にペースをつかむかもポイントになる。
選手の力を信じる
ミスのない試合を
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| 2001年7月26日朝刊掲載 | |
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全国高校野球県大会第4日 4強出そろう あと2つ… あす準決勝 5年連続・柳川 11年ぶり・戸畑商 2年ぶり・九産九州 | |
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▼写真=【九産大九州−筑紫台】四回裏筑紫台無死一塁、山本の左中間適時二塁打で一走児島が生還。捕手は鈴木
阪本さんが団長を務めた昨年は南部大会2回戦で敗退。それだけにベスト4進出を決めると、阪本さんは「今年は何としても甲子園に」と意気込んでいた。
この日、打線を引っ張ったのは3番前川左翼手。初回に左翼席に2点本塁打。2点差に追い上げられた七回には、場外に消える特大の2点本塁打。前川左翼手は「左腕投手との相性はいいので打てるような気がしていた」とニコニコ。
投げては主戦溝口と救援高園の両投手が東筑打線に12安打を浴びながら、要所を締める投球で3点に抑えた。厚田昌博監督は「ここまできたらあと一つ、できれば二つ勝ちたい」。無欲の勝利を重ねてきたチームが夢の実現に向けて、またひとつコマを進めた。
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| 2001年7月25日夕刊掲載 | |
| 2001高校野球・福岡大会=柳川、戸畑商4強 | |
第83回全国高校野球選手権福岡県大会は4日目の25日、大牟田市の大牟田延命球場で準々決勝の八幡―柳川と東筑―戸畑商があり、柳川が5年連続、戸畑商が11年ぶりの4強入りを決めた。柳川は1点をリードされた五回、二死一塁から2番原口と3番松尾の連続適時打で逆転、さらに6番福嶋の適時三塁打などで3点を追加。七回にも2点を加え試合を決めた。八幡は四回に1点、八回に2点を返したが追いつけなかった。 第2試合は、戸畑商が初回、3番前川の2ランで先制。三回に2点を追加した後、七回にも前川がこの試合2本目の2ランを場外へ運び、東筑を突き放した。
第3試合は筑紫台―九産大九州を予定。
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| 2001年7月25日朝刊掲載 | |
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全国高校野球県大会第3日=筑紫台 九産九州 逆転8強入り 福岡工 4強一番乗り 東福岡の春夏連続を阻む | |
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▼写真=【福工大城東―九産大九州】七回裏、九産大九州二死二、三塁、厚の中前打で二走・高橋が本塁を突くもタッチアウト。捕手は尾崎
救援の上園投手が懸命の投球を続けたが、打線は福岡工投手陣の荒れ球にてこずった。あと一本が出ない。六回、上坂選手の二塁打で逆転したが、七回に送球ミスなどで再逆転。最終回の一死満塁の好機も逃した。
結局、13四死球を選んだが、安打はわずか2本。14残塁を数えた。大喜びする福岡工ナインを背に泣きじゃくる選手たち。葛谷修監督は「九回はスクイズでいくべきだった。監督のさい配ミス。選手たちに罪はない」とかばった。
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| 2001年7月24日夕刊掲載 | |
| 2001高校野球・福岡大会=筑紫台、九産大九州 8強 | |
第83回全国高校野球選手権福岡県大会は3日目の24日、大牟田市の大牟田延命球場で熱戦が繰り広げられ、5回戦の残り2試合では筑紫台と九産大九州が勝ち、ベスト8が出そろった。第1試合の小倉―筑紫台では筑紫台が四回、5番寺崎の本塁打で先制。いったんは逆転されたものの、六回に7番小笹の二塁打や1番堤のスクイズで再逆転、その後も攻撃の手を緩めず一挙7点を奪い、結局、七回コールド勝ちした。
第2試合は福工大城東が二回に先制したが、九産大九州が四回に4番植津の本塁打で追いつき、六回に2点、七回にも1点を追加した。第3試合では準々決勝の東福岡―福岡工が予定されている。
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| 2001年7月24日朝刊掲載 | |
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全国高校野球県大会第2日=柳川、東筑、戸畑商も8強 優勝候補の一角 西短付敗れる | |
第83回全国高校野球選手権県大会は2日目の23日、大牟田市の大牟田延命球場で5回戦3試合があり、戸畑商が優勝候補の一角とされた西短大付を6―1で破る殊勲の星を挙げた。柳川、東筑も好機で確実に得点を重ね、準々決勝に進んだ。24日は同球場で5回戦の残り2試合と準々決勝1試合がある。
写真=【東海大五―東筑】六回表東海大五一死一塁、一走・権田は投手・倉田のけん制に頭から戻るもタッチアウト。一塁手は木下
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| 2001年7月23日夕刊掲載 | |
| 2001高校野球福岡大会 柳川、東筑も8強 | |
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▼写真=【柳川―九国大付】九回裏九国大付二死満塁、代打日野の中前打で二走・副島が生還。捕手は宮城=23日、大牟田延命球場
柳川は三回一死一、三塁に2番原口がセーフティースクイズを決め、1点先制。さらに満塁で4番胡子、5番宮城の連続適時打で2点を追加。七、八回にも加点し5―2で九国大付を下した。 第2試合は、三回に1点ずつ入れ、東筑が四回裏二死二、三塁から8番奥の2点適時打で勝ち越し。その後も加点し東筑が6―1で逃げ切った。 |
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| 2001年7月23日朝刊掲載 | |
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全国高校野球・県大会=第1日 8強、まず3校 東福岡 福岡工 八幡 | |
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▼写真=【八幡―福岡第一】六回表八幡無死満塁、福本の遊ゴロで三走・甲斐が本塁封殺。捕手は岸田
23日は午前9時半から同球場で、5回戦3試合が行われる。
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