大分県/ビッグアイ活用 日中韓サッカー大会を 知事 アジア版W杯も検討
 平松守彦知事は七日、サッカーワールドカップ(W杯)後の大分スタジアム(ビッグアイ)の活用法について、日本、中国、韓国三カ国のチームによるサッカー大会の開催を検討していることを明らかにした。県議会代表質問で、自民党の諫山秀夫議員の質問に答えた。

 平松知事は、W杯大会を「世界へ情報発信する機会」と位置づけた上で、大会終了後のビッグアイについては「三チームによるサッカー大会を検討したい。JAWOC(W杯日本組織委員会)に協力を求め、(各国の)交流試合ができるようにしたい」と述べた。

 県W杯推進局によると、この三カ国のほか、東アジア地域にまで拡大した大会“アジア版W杯”の開催案もあるといい、サッカーを通じた国際交流の場として検討を進めている。

2002年3月8日 朝刊掲載

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大分県/地方都市観光をPR 韓国公社一行 大分市を訪問
代表者ら  来日中の韓国観光公社の呉龍洙・文化観光広報使節長は七日、大分市内のホテルで記者会見し、五月末開幕のサッカーワールドカップ(W杯)に向け、日本観光客の誘致キャンペーンを展開することを明らかにした。

 呉団長は、日韓両国で開催されるW杯について「韓国の地方都市が活性化する絶好のチャンス」と述べた。そのうえで大会期間中(五月三十一日―六月三十日)、韓国内の予選会場となる十都市のスタジアム巡りなどを、日韓の旅行会社と共同で企画する考えを示した。また、W杯で訪韓した日本人のリピーターを増やすため「二十代の女性をターゲットにしたエステ、買い物ツアーも充実させたい」と語った。

 使節団は一月から十六カ国を訪問し、日本では二月下旬から仙台市など四カ所で観光PRした。大分市は日本最後の訪問地となった。

2002年3月8日 朝刊掲載

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W杯 気をもむキャンプ地 住民との交流 まだ不透明 交渉なお継続中 税金投入の効果ほしい 無理に要請はできない
 サッカーワールドカップ(W杯)開幕まで、あと三カ月弱。各国チームのキャンプ地となる九州の各自治体が受け入れ準備を本格化させる中で、市民が最も期待するのは、公開練習など選手との交流の場だ。誘致・受け入れに多額の公費を投入するだけに、各自治体も市民の要望にこたえようと交渉に努めている。しかし、選手のコンディションづくりやチーム戦術との関係で無理に要請できない面もあり、交流の場がどうなるかは不透明だ。

 九州では六チームが五地域で、五月中旬から順次、キャンプに入る予定=表参照。

 人口約千四百人の村がキャンプ誘致に成功したことで全国の注目を集める大分県中津江村。今月二日、カメルーン側に村の要望を伝えた。

 「村民による出迎え式典に出席を」「地元の子どもらとの交流の機会を」「練習を見学させてほしい」などだ。坂本休(やすむ)村長は「こちらの要望に前向きだった」と話すが、具体的な詰めはこれから。チームの戦術を対戦相手に知られないよう練習も原則、非公開の方向。村の担当者は「チームがベストの状態で試合に臨んでもらうための環境提供こそがキャンプ地の役割。選手らが村の要望に応じてくれて、体調を崩すことがあってはいけないので、兼ね合いが難しい」と語る。

 ドイツ、スウェーデンの二チームを受け入れる宮崎市。両チームとも練習は公開方針であることが最近分かり、地元自治体は一安心。同市と宮崎県が、警備など受け入れ費用に来年度だけで計約二億四千万円をかける見込みで「練習が非公開だったら、税金を費やすことに住民の理解が得られない」との思いがあったからだ。ただ、両チームは「非公開にする日もある」とも言っており、流動要素が残る。

 大分県佐伯市はチュニジアと練習の公開に関する本格協議はまだしていない。市の担当者は「秘密練習はしないチームと聞いているので、大丈夫だろう」と語る。

 熊本市に来るベルギーは練習は原則公開。五月下旬には同市内で観戦有料の練習試合を二回、Jリーグのチームなどとする予定。鹿児島県指宿市に訪れるフランスは自治体でなく地元企業が誘致。日帰りの練習見学バスツアー(代金二万円)が五月二十二日に企画されており、約九十人が申し込んでいる。

チーム名場 所期間(予定)
ベルギー熊本市5月23日から敗退まで
カメルーン大分県中津江村5月19日から28日まで
チュニジア大分県佐伯市5月15日から21日まで
ド イ ツ宮崎市5月23日から6月12日まで
スウェーデン宮崎市5月21日から31日まで
フランス鹿児島県指宿市5月20日から25日まで

2002年3月7日 朝刊掲載

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大分県/W杯乗り上げよう 小冊子で予選4カ国紹介
推進委が作製/おおいたWIDE
 サッカーワールドカップ(W杯)大分開催を盛り上げようと、県や市町村など約二百団体でつくるW杯大分推進委員会(会長・平松守彦知事)は、大分市で予選試合を行う四カ国の文化やサッカーの特徴などを紹介した小冊子十万部を作製、県内各市町村やホテル、旅館などに配布した。

 小冊子はA5判で十四ページ。「FIFAワールドカップ ようこそOITAへ!」と題し、表紙にイタリア、メキシコ、ベルギー、チュニジアの国旗と試合会場の大分スタジアム(ビッグアイ)のグラウンドの写真をあしらった。各国の面積や人口、言語、宗教などデータを記載、公用語の日常会話を解説している。各代表チームの試合運びなども添えている。

 例えば、チュニジアについては「首都チュニスは古くからヨーロッパ、アラブ、アフリカを結ぶ場所として発展、地中海側の海岸にはたくさんの観光客が訪れる」などと紹介し、サッカーの特徴は「ゴールキーパー、エルウェエルをはじめ、固い守備に定評がある」としている。

2002年3月6日 朝刊掲載

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W杯ファン、JALがサポート 福岡―ソウルなど3往復でお安く
 「熱烈ファンの財布をサポート」―。日本航空は日韓共催のサッカーワールドカップに照準を合わせ、福岡―ソウルなど日本と韓国を結ぶ九路線について、五月二十六日から七月十一日まで、特別割引料金を導入する。五日、国土交通省に認可を申請した。

 「ハットトリック悟空」と名付け、三往復分を「回数券方式」のセット価格とした。一往復あたりの料金は国際標準運賃の約70―50%。複数の人間が共同で使うことはできない。九州からは、福岡―ソウルが三往復で九万円(国際標準運賃十三万二千円)となる。「一人が三枚のチケットを入手するのは困難」との声に、同社は「観戦以外の需要も開拓したい」。

2002年3月6日 朝刊掲載

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宮崎県/W杯サッカー スウェーデンの2氏が宮崎視察
キャンプは11日間
代表者ら  五月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)で、宮崎市の県総合運動公園をベースキャンプ地にするスウェーデンのサッカー協会チーム育成責任者ラース・リヒト氏と、チームマネジャーのマッツ・エングヴィスト氏が三日、同公園を視察。宮崎キャンプの期間を五月二十一日から三十一日までの十一日間とすることを明らかにした。

 同チームは、六月二日から始まる一次リーグ三試合で埼玉県、神戸市、宮城県と転戦するため、六月以降はキャンプ地も移動するという。

 リヒト氏は「宮崎でのキャンプは公開練習が基本。でも、(一次リーグの初戦で対戦する)イングランドのスパイが来たら、排除してくださいね」とジョークを飛ばし、W杯の激しい情報戦の一端をうかがわせた。

 同市のシーガイアでキャンプするドイツチームが、五月二十二日から一次リーグ終了の六月十二日まで、基本的に宮崎にとどまるのに比べ、スウェーデンチームの宮崎滞在期間はその半分になったことについて、エングヴィスト氏は「一番の問題は試合のための移動。移動による時間のロスを最小限にすることが課題」と理解を求めた。

写真=県総合運動公園陸上競技場で、練習の公開方法を検討するエングヴィスト氏(右)とリヒト氏(中央)

2002年3月4日 朝刊掲載

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宮崎県/W杯のドイツ、スウェーデンキャンプ
県、宮崎市で2億4000万円 予算案に計上
歓迎ムード盛り上げへ 施設整備やイベント展開
?  五月に開幕する日韓共催のサッカーワールドカップ(W杯)で、ドイツとスウェーデンが宮崎市でキャンプを行うのに伴い、県と宮崎市は新年度当初予算案に計二億四千三百二十五万円を計上。施設整備やイベント開催で、W杯の歓迎ムードを盛り上げる。

 内訳は、県が一億六千九百四十九万円、宮崎市が七千三百七十六万円。県や宮崎市、県警など五十団体で発足した「みやざきワールドカップサッカーキャンプ受入実行委員会」に宮崎市の予算は全額、県分は一億千三百七十六万円を拠出する。

 グラウンド整備や観客のための仮設スタンド設置、夜間練習用仮設照明設置など、公認候補地としての施設整備費が一億千三百七十万円。両チームの歓迎行事や関連イベント経費、両国を紹介する冊子作成費、インフォメーション設置費などが四千六百七十万円。

 また、同実行委への拠出金とは別に、政府の交付金をもとに県が創設した緊急地域雇用創出特別基金から五千五百七十三万円を計上。チーム関係者警備(四千四百四十八万円)で延べ三千―三千五百人、通訳(千百二十五万円)を約二十人雇用する計画だ。

 四日までのドイツ、スウェーデン関係者の来県時の交渉で、施設整備など具体的な支援内容が決まるが、県は「両国から出される要求を想定して予算を組んだため、充分に対応できる額」としている。

写真=キャンプ地の施設調査で宮崎空港に到着し、花束を贈呈されるスウェーデンチーム関係者 =2日午後8時ごろ

2002年3月3日 朝刊掲載

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大分県/2002W杯・おおいた
中津江村を視察 カメルーン協会会長ら 「順調準備に感謝」
ムハマド会長  五月末に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)のアフリカ代表カメルーンチームのキャンプ地、中津江村に二日、同国から視察団が訪れた。同国サッカー協会のイヤ・ムハマド会長、ビンフレッド・シェファー代表監督ら四人で、改装された宿泊施設などを見て回り、村側との打ち合わせもした。

 ベースキャンプをする鯛生スポーツセンターの準備状況を確かめることが目的。ムハマド会長は昨年十二月にも同センターを訪れている。

 一行は洋室に改装された宿泊棟を見た後、第一グラウンドに降り、芝の状況を観察。長谷俊介所長から状況を聞いたシェファー監督は実際にサッカーボールをけって状態を確かめた。

 視察後の記者会見で、ムハマド会長はチームが五月十九日からキャンプに入ることを明らかにし「チームを受け入れてくれる大分県、中津江村に感謝したい。準備も順調に進んでおり、心配していない」と話した。

写真=カメルーン優勝を願いムハマド会長に千羽鶴などを手渡す(左から)川良君と橋本君

2002年3月3日 朝刊掲載

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大分県/2002W杯・おおいた
バリアフリー度点検 ビッグアイ 日韓のNGOが採点
 サッカーのワールドカップ(W杯)で、試合会場のバリアフリーを調べている非政府組織(NGO)関係者が二日、大分市松岡のビッグアイを訪れ、施設の整備状況をチェックした。

 この調査は「日韓ワールドカップ開催地バリアフリーチェック」プロジェクトと題し、日韓のNGOなど五団体で実施している。ビッグアイは両国で十七番目の調査。

 この日は主催者のうち、「日本―在日―韓国 ユースフォーラム・ジャパン」関東事務局の岸正行事務局長(23)や、別府市の福祉団体「鶴里会」の障害者計六人が参加。施設の職員の説明を受け、駐車場から車いす専用席までのアクセスや多目的トイレの設置状況を、実際に車いすで移動して調べた。

 会場内全体に設置された二百十四席の車いす席に、それぞれ介助者席も設けられている点などは好評だったものの、「観客が立ち上がったとき車いす席から見えなくなる」(鶴里会・石本由美子さん)といった不満も。結果は項目ごとに点数化し、採点表を県などに送るという。

写真=ビッグアイのバリアフリー度をチェックする参加者ら

2002年3月3日 朝刊掲載

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大分県/2002W杯・おおいた
2カ所に大スクリーン 推進委が活動決定
会場周辺で料理展示
 サッカーワールドカップ(W杯)大会で、県や市町村などでつくるW杯大分推進委員会は二十八日、大会期間中に県内二会場で大型スクリーンを設置して試合放映するなど具体的なイベント案をまとめた。

 スクリーンが設置されるのは大分市の大分文化会館と別府市のビーコンプラザの二会場で、最大縦七・五メートル、横十三メートルの画面を用意。ビッグアイでの試合や日本代表戦など計七試合を放映する。計約七千人の応援が可能。

 またビッグアイを訪れた応援客を対象に、試合当日(六月十、十三、十六日)に会場周辺でアジを使った料理などを展示・販売する。  このほか、応援客に交通アクセスや宿泊情報を提供するため、四月から「大分総合情報センター」を設け、数カ国語の通訳を配置してインターネットや電話で情報を発信することも決めた。

2002年3月2日 朝刊掲載

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宮崎県/W杯ムード高まる ドイツチーム監督が初訪問
キャンプ地を視察 宮崎市 地元は受け入れ準備へ
 五月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)で、宮崎市でベースキャンプを行うドイツチームのルディ・フェラー監督(41)が初めて宮崎入りし、一日、キャンプ地のシーガイアを視察した。同市の県総合運動公園をキャンプ地とするスウェーデンチーム関係者も二日に宮崎入りを予定しており、W杯ムードが一挙に高まりそうだ。

 シーガイアの練習会場や宿泊ホテルを視察した後、県庁で記者会見したフェラー監督は「芝生も良く非常に気に入っている。決勝トーナメントで上に行けなかったとしても、宮崎の準備不足ではないことを申し上げておきます」と、ジョークを交えながら語った。

 同監督は、ドイツ代表選手としてW杯優勝も経験しているだけに、「地元の人にできるだけオープンに接したいが、静かな環境でトレーニングに専念することも必要。ある程度、非公開なトレーニングがあることも理解いただきたい」とも。日本代表チームについては「予選は突破できるだろうが、開催国だから相当なプレッシャーで戦わなくてはならない」と話した。

 県庁では職員約二百人がドイツ国旗の小旗を持って同監督らを出迎え、歓迎ムードを演出した。県や宮崎市は、今回のドイツ、スウェーデン関係者の来県を契機に、施設整備の要望やホテル宿泊料など具体的な条件を詰め、本格的な受け入れ準備を始める。

写真=記者会見後、松形知事(左から3人目)と握手するフェラー監督(同4人目)

2002年3月1日 朝刊掲載

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大分県 チュニジア サッカー協会長ら初訪問
キャンプ地選定で混乱 佐伯市「やっと実現」
フェキヒ会長  サッカーワールドカップ(W杯)出場国で、キャンプ地選定をめぐり混乱が続いたチュニジアのサッカー協会長らが二十八日、初めて来県し、事前キャンプする佐伯市などを視察した。一行は「静かな環境ですばらしい」と評価、一日にチュニジア大使館(東京)で調印する運びで、関係者は「これでやっと誘致実現」と胸をなでおろしていた。

 一行は、チュニジアのアボ・エル・ハッセン・フェキヒサッカー協会長▽マハム・ハンナミ同協会財務部長▽サラ・ハンナシ駐日大使▽セイフ・アッラー・ラジェブ一等書記官―の四人。

 小野和秀市長らと会食した後、佐伯総合陸上競技場を視察。フェキヒ会長は「じゅうたんのように厚くいい芝」などと語り、メキシコとの練習試合の設定や第二グラウンドの照明の増設、送迎バスなどを要望した。小野市長は、送迎バスなどは「対応する」と回答したが、練習試合については「検討する」と述べるにとどまった。

 チュニジアは昨年十一月末に「一週間ほど滞在したい」と同市側に伝えてきたが、一方で「試合会場まで遠い」との理由でキャンプを撤回するとの情報も流れた。このため同市が事実確認に追われたが、結局、五月十五日から二十一日まで「事前キャンプ」として滞在することになった。

 一行は、試合会場となるビッグアイ(大分市)も視察し、県庁で平松守彦知事と会談した。

写真=事前キャンプ地・佐伯市の陸上競技場を視察に訪れた、チュニジアサッカー協会のフェキヒ会長(左から2人目)

2002年3月1日 朝刊掲載

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大分県/海外客呼び込め!! 知事らがPR団 予選3カ国訪問
4月中旬
 サッカーワールドカップ(W杯)を機に海外からの観光客を県内に呼び込もうと、平松守彦知事や大分市の木下敬之助市長ら四十人が四月、「ウエルカム観光交流訪問団」を結成。大分市の大分スタジアム(ビッグアイ)で予選試合を行う四カ国のうちのイタリア、ベルギー、チュニジアを訪問する。

 計画によると、四月十二日から二十日まで、三カ国の政府関係者を表敬訪問し、一村一品運動や温泉など「大分の魅力」を紹介しながら、観光客の誘致運動を展開する。イタリア・ローマでは、プロサッカー「セリエA」の試合当日、スタジアム周辺でイタリア語の観光パンフレットを配布する。約四十五万円の旅費は全員自費で賄うという。

 団長を務める県観光協会の小野浩会長は「W杯を一過性のイベントに終わらせないよう大分を世界にアピールしたい」と話している。

2002年2月28日 朝刊掲載

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大分県/2002W杯おおいた
準備は「心のもてなし」から ボランティア研修始まる
まず観客輸送の38人
県職員から観客誘導の手順などの説明を受けるボランティア  サッカーワールドカップ(W杯)で、海外などからの観客の受け入れ業務に従事するボランティアの研修が二十七日、スタートした。同日は、まず観客の輸送を支援する三十八人が参加、大分市で実地研修した。三月十六日まで「救護」「案内」など県が運営する開催地ボランティア(九百十人)の“特訓”が続けられ、本番に備える。

 観客輸送は、会場となるビッグアイ周辺の混雑を避けるため「パークアンドライド方式」を採用し、JRの駅や大分港ふ頭などに設置する臨時駐車場からシャトルバスが五路線でピストン運行する。ボランティアは、駅でシャトルバス発着場への誘導や駐車場の整理にあたる。

 研修には、学生や高齢者らが参加。市内七カ所の発着場予定地やビッグアイなどを貸し切りバスで移動しながら「働き場」を確認した。

 大分駅近くの発着場では、案内した県職員が「ここは大分の第一印象となる可能性が高いので笑顔で接してください」などとアドバイス。各ボランティアからは「シャトルバスの発着点の夜間の照明は」「一日どれぐらい業務にあたるのか」「休憩場所はあるのか」など、早くも実戦を想定した質問が出されていた。

2002年2月28日 朝刊掲載

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熊本県/ベルギー正式調印 「もてなしに感謝」
W杯上位へ意気込みも
 五月末開幕のサッカーワールドカップで、日本の初戦の対戦相手となるベルギーのヤン・ペーテルス会長は二十五日、県庁を訪れ、熊本市の県民総合運動公園でキャンプを行うため、潮谷義子知事との間で契約書に正式に調印した。

 同国代表チームは五月二十三日に来県し、二十四日に九州のJ2チーム、二十六日に他の出場国チームと県内で親善試合を実施。キャンプ期間中は、菊陽町の民間企業の研修施設「テル熊本クラブ」に宿泊する。

 調印式では、潮谷知事が「正式調印で喜びにあふれている。ベルギーと熊本のきずなが一層強まることを願っている」とあいさつ。同会長が「熊本のもてなしに心から感謝する。熊本の人にもベルギーを応援してほしい」と述べ、契約書調印後、同国代表チームの愛称「レッドデビル」の旗を潮谷知事に贈った。

 調印式後に会見した同会長は、親善試合の相手は現在、交渉中と説明。宿泊施設を民間企業の施設に決めた理由を「とても良い施設だし、練習に集中するためにホテルを避けた」と述べ、大会での上位進出に向けた意気込みをうかがわせた。

2002年2月26日 朝刊掲載

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キャンプ地の熊本県と調印 ベルギー
 九州では25日、W杯で日本代表と対戦するベルギーのヤン・ペーテルス・サッカー協会会長が熊本県庁を訪れ、5月下旬から熊本市キャンプを実施するため、潮谷義子知事と正式調印した。契約内容は、開始が5月23日、終了は同国が敗退するまで。

 キャンプは熊本市の同県民総合運動公園の陸上競技場などを使用し、宿泊場所は同県菊陽町の民間企業施設。同会長は「熊本でキャンプできることを誇りに思う。決勝トーナメントに日本とともに進出し、できる限り長く滞在したい」と話した。

 大分県佐伯市では、W杯に出場するチュニジア代表が予定通り同市で事前キャンプを行うと発表した。チュニジアサッカー協会が外交ルートで同市に伝えた。

 キャンプの日程は5月15日から21日までの1週間。小野和秀市長は3月1日、チュニジア在日大使館(東京)で同協会のアボ・エル・ハッセン・フェキヒ会長と調印する。チュニジアのベースキャンプは奈良県橿原市に決定、25日奈良県知事と調印を交わした。

2002年2月26日 朝刊掲載

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大分県/2002W杯・おおいた
グッズ20種販売 キャラクターは県産品
大分市のボランティア団体
 五月末に開幕するサッカーワールドカップで「OITA」を世界にアピールしようと、大分市の企業などでつくるボランティア団体「CLUB2001」が、県産品をキャラクターにあしらったW杯グッズを発売、人気を呼んでいる。

 グッズは、トレーナー(四千二百円)やバッジ(二百五十円)など雑貨品のほか、焼酎(千百円)など二十種類を用意。いずれも特産のカボスやフグがサッカーのユニホーム姿でポーズを取る楽しいキャラクターが描かれている。大分空港やJRの駅売店など十カ所で取り扱っている。

 「CLUB2001」に加盟する県内十五の企業が、商品技術協力や出資などをして商品化にこぎつけた。今後は、ガラス工芸品など種類や販売数を増やしたいという。発起人の一人で生花店を経営する野田浩一さん(47)=大分市=は「ビジネスと同時に『大分』のアピールにもつながる。賛同企業をもっと増やしW杯を盛り上げたい」と意気込んでいる。

2002年2月25日 朝刊掲載

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