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シドニー五輪・第8日=柔道女子78キロ超級・山下選手「銅」 後輩「やったー」 福岡の母校
2000年9月23日 朝刊掲載
「やったー!銅メダルだ」。山下まゆみ選手が一本勝ちし、大喜びする東和大、純真短大柔道部員ら =22日午後7時20分ごろ、福岡市の福田学園本館
二十二日、シドニー五輪柔道女子78キロ超級で銅メダルに輝いた山下まゆみ選手(24)=大阪府警=の母校の東和大と純真女子短大の関係者は、福岡市南区の福田学園本館地下食堂のテレビの前で大歓声を上げた。57キロ級銅メダリストの日下部基栄選手(21)=福岡県警=も純真女子短大卒。後輩の柔道部員は「すごい、すごい」と繰り返し、二人の先輩のダブルメダルを喜んだ。集まったのは柔道部員と学校教職員ら約百人。3位決定戦で一本を決めると、後輩部員たちは「やったー」と叫びながら一斉に立ち上がり、バンザイを繰り返した。 東和大女子柔道部で三年後輩の主将野原真由美さん(22)=同大四年=は「ハラハラしたけど最後はきっとやってくれると信じてました」とニッコリ。大阪府警への就職が内定している五味川みどりさん(22)=同=も「同級生の基栄ちゃんに続いて、まゆみ先輩もメダリスト。本当にすごい」と興奮気味に話した。
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シドニー五輪・第8日=篠原、判定は「銀」 柔道100キロ超 なぜ…幻の一本 山下・柔道78キロ超「銅」 中尾・競泳200背「銅」
2000年9月23日 朝刊掲載
篠原(右)の内また透かしにドイエは背中から落ちたが… =22日、シドニー展示場ホール(撮影・大月崇綱)
【シドニー22日本社五輪取材班】シドニー夏季五輪は第八日の二十二日、柔道男子100キロ超級で世界選手権二冠の篠原信一(旭化成)が順当に勝ち上がったが、決勝で審判の不可解な判定に泣き、無念の銀メダルに終わった。女子78キロ超級の山下まゆみ(東和大―大阪府警)は健闘して銅メダルを獲得。日本柔道陣は金4、銀2、銅2のメダル8個で今大会を終えた。
内また透かしで一本を確信した篠原(右)はガッツポーズ (撮影・大月崇綱)
篠原は決勝で、アトランタ五輪覇者ダビド・ドイエ(フランス)と対戦。内また透かしで一本を奪ったかに見えたが、審判が認めず優勢負け。山下泰裕監督が抗議したが、認められなかった。競泳では、女子二百メートル背泳ぎの中尾美樹(長崎、聖マリア学院中―近大付高―近大)が銅メダル。萩原智子(山梨学院大)が中尾に続いて4位入賞。女子四百メートルメドレーリレーは4分5秒76の日本新で決勝に進んだ。 後半戦のメーン競技となる陸上も始まり、日本期待の男子百メートルの伊東浩司(富士通)も準決勝に勝ち進んだ。
弱いから負けた
(右)笑顔で銅メダルをかざす山下=22日、シドニー展示場ホール(撮影・大月崇綱)
掛かって良かった▼山下まゆみの話 (最後の大外刈りは)一発(技を)出しておこうと思った。掛かって良かった。メダルの可能性が低いと言われていたので、銅メダルはうれしい。
(左)銅メダルを持ち笑顔を見せる中尾=22日、国際水泳センター(共同)
涙の分だけうれしい▼中尾美樹の話 今までの練習が生かされた気がする。(アトランタ五輪後の四年間は)このメダルのために、苦労し涙を流してきた。今すごく満足している。死にものぐるいで頑張った。(共同) ▼篠原 信一(しのはら・しんいち、旭化成=柔道男子100キロ超級)全日本選手権を3連覇した日本のエース。世界選手権では97年は旧95キロ超級で五輪王者のドイエ(フランス)に決勝で惜敗。99年は100キロ超級と無差別級の二冠を達成、西日本スポーツ賞を受賞した。天理大出。190センチ、135キロ。27歳。兵庫県出身。 ▼山下 まゆみ(やました・まゆみ、大阪府警=柔道女子78キロ超級)ここ1年で急成長した重量級の新星。99年福岡国際で優勝。今年はフランス国際で3位に入り、無差別で争う全日本女子選手権を制して五輪代表の座を射止めた。東和大出。170センチ、100キロ。24歳。岐阜県出身。 ▼中尾 美樹(なかお・みき、近大=競泳女子二百メートル背泳ぎ)日本記録保持者。94年日本選手権で初優勝。アトランタ五輪で二百メートル5位、百メートル8位。昨年のユニバーシアードで自らの日本記録を更新した。イトマンSS所属。162センチ、48キロ。22歳。長崎市出身。
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