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佐賀県/五輪ヨット重選手の母校・西唐津中 生徒が応援寄せ書き
2000年9月24日 朝刊掲載
シドニー五輪ヨット競技(470級)に出場している唐津市の重由美子選手の母校、西唐津中=同市二タ子=の生徒会が二十二日、寄せ書きした重選手への応援メッセージを重、木下アリーシア両選手の後援会(会長・福島善三郎唐津市長)に渡した。後援会は寄せ書きされた色紙をスキャナーで画像処理し、レース最終日の二十七日に間に合うよう電子メールでシドニーへ送る予定。 重選手は同校の第一期生。全校生徒二百六十三人がクラス別に色紙九枚に、「みんなに夢を、勇気を」「金メダルを取ってきて」などと書いた。生徒会長の森野瞬君(三年)は「金メダルを取って、五輪が終わったら、会って話をしたい」と話していた。同校の同窓会と育友会は募金二十万円を後援会へ贈った。
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男子柔道 悲劇の判定またも…うつむく表彰台 泣くな篠原 潔く「判定に不満ない」
2000年9月23日 朝刊掲載
悔し涙で銀メダルを受けた篠原信一選手 =22日、シドニー展示場ホール(撮影・大月崇綱)
表彰台に向かううれしいはずの行進も、メダリスト四選手の会場一周も、うつむいたままだった。二番目に高い表彰台に上がる体は重かった。その目は真っ赤。 ドイエ選手(フランス)との因縁の対決。開始1分40秒。ドイエ選手が内またに来たところを篠原選手が透かす。両者、崩れ落ち、相手が背中から落ちたように見えた。「やった」とガッツポーズする篠原選手。しかし、主審の判定はドイエ選手の有効。まさか。一度は追いついたものの、終盤、内またを返されて、結局、優勢負け。 その瞬間、篠原選手は精根尽き果てたように天を仰いだ。狙っていた金は無情にも銀に変わった。「(銀メダルは)悔しい」と篠原選手は言葉少な。スタンドの妻、幸世さん(28)は放心状態。涙が止まらない。父親、俊夫さん(48)は「勝っている試合。納得いかない」とつぶやいた。 因縁の対決でまたしても判定に泣いた。一九九七年のパリ世界選手権95キロ超級決勝、篠原選手は九六年のアトランタ五輪を制したドイエ選手と対戦、攻めながらも逆に反則負けを喫す不本意な内容で金メダルを逃した。 昨年の世界選手権では篠原選手が重量級二冠を獲得。が、そのときドイエ選手は欠場。篠原選手にとって、三年前の雪辱を晴らし、新・旧世界チャンピオンによる、真の王者を決める対戦のはずだった。それが…。
山下泰裕男子監督は試合後「判定が覆らないとしても、間違っていたかどうかはっきりさせないと」と激しく抗議したが、実らない。
「誤審だ」怒る地元 同社のゲストハウス「旭化成向陽クラブ」(同市旭町二丁目)には、準決勝のテレビ中継が始まった午後六時半から、岡野徹支社長をはじめ、社員や地元の柔道関係者約六十人が集合。大型スクリーンに映し出される篠原選手を、かたずをのんで見守った。 決勝戦で問題となった篠原選手の内また透かしの瞬間、会場からは「よーし、一本!」の喜びの声が上がった。しかし、一本が認められず、しかも相手選手のポイントとなるという展開に、静まり返る会場。 おさまらないのは柔道部員ら。下出善紀コーチは「明らかなミスジャッジ。篠原の一本勝ちだ」と審判を批判。「これでは審判を信頼して試合できない。こんな審判は辞めるべきだ」とまくしたてた。
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長崎県/シドニー五輪 背泳ぎ銅メダルの中尾選手 「つらい練習、頑張った」 長崎市の聖マリア学院 母校も祝福の拍手/長崎・県南
2000年9月23日 朝刊掲載
アトランタ五輪女子二百メートル背泳ぎで二十二日、長崎市出身の中尾美樹選手(22)=近大=が銅メダルに輝いた。表彰台に立つ中尾選手に心からの拍手を送った母校、聖マリア学院(長崎市若草町)の教師たちは、中尾選手の頑張りと苦労を思い起こし感慨に浸った。
「あの時の印象は、いまも鮮明です」 今田神父はその後、同学院に赴任し中尾選手と再会する。「すごい記録を出しても偉ぶったところがない。中学生らしい中学生だった。毎朝夕の練習はつらかっただろうが、学校で、きつそうな表情をしたことはなかった」 近畿大付属高に進学。「進路指導をすることもなく決まっていた」(中学三年時の担任)。だが、市内の高校への進学を強く勧めていた水泳関係者の一部とは、あつれきもあったようだ。 空港で見送る仲間もなく、一人大阪へ。「この七年間、苦しいことも経験したろうが、ぐいぐいと水に乗って銅メダル。心から祝福したい」と今田神父。 金子原二郎知事、伊藤一長・長崎市長も「県スポーツ史上に残る快挙」「市民の誇り」と談話を発表した。山野栄一郎・学院後援会長(74)は「平和の祭典で見せてくれた彼女の笑顔が、本当に素晴らしいし、何よりうれしい」と言葉を詰まらせた。
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競泳女子二百背・中尾選手「銅」 長崎 恩師大喜び
2000年9月23日 朝刊掲載
シドニー五輪女子二百メートル背泳ぎ決勝で中尾美樹選手(22)が「銅」を獲得した瞬間、幼稚園から中学まで十一年間を過ごした長崎市の母校、聖マリア学院では、中継を見守っていた百人以上の子どもたちや先生らが、手を取り合って大喜びした。 中尾選手が水泳を始めたのは小学一年。同学院にはプールがなく、毎日、始業前と放課後に水泳教室に通い続けた。 日本新を記録した中学三年時の担任、大島尚武教諭(59)は「物静かな生徒だった。アトランタではメダルを逃し、プレッシャーも重かったろうが良くやった」。応援に行く家族の渡航費用の足しにと、中尾選手のサイン入りTシャツを作り販売した学院後援会長の山野栄一郎さん(74)も「こんな小さな学院から五輪のメダル選手が出た。こんなにうれしいことはない」と涙を浮かべた。
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シドニー五輪・第6日=サッカー 日本32年ぶり決勝T ブラジルには0―1 南アが敗れ予選2位
2000年9月21日 朝刊掲載
ブラジルDF陣と激しくボールを競り合うFW平瀬(中央)
=20日、ブリスベーンクリケットグラウンド(撮影・大月崇綱) 【ブリスベーン20日諸隈光俊】サッカー男子予選リーグD組の日本はブラジルに0―1で敗れたが、南アフリカもスロバキアに1―2で負け、日本の決勝トーナメント進出が決まった。 同組は勝ち点6でブラジルと日本が並び、総得点差でブラジルが1位、日本が2位。日本は二十三日に準々決勝でC組1位の米国と対戦する。 日本は前半5分、アレックスのヘディングシュートで先制され、スピードあふれるブラジルの攻撃に苦しんだ。だが、後半は得点に結びつかなかったものの、ブラジルのゴールを再三脅かす好試合を展開した。 前回アトランタ大会の予選リーグではブラジルを1―0で破り「マイアミの奇跡」といわれながら、得失点差で決勝トーナメント進出を逃していた。
日本サッカー「惜敗」でも「快挙」手に 歓喜の実力8強
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