
立会人の佐藤義則八段(右)が封じ手を読み上げ、対局が再開された。
=5日午前9時過ぎ、佐世保市のホテル「万松楼」
深浦康市王位(37)に木村一基八段(36)が挑戦している将棋の第50期王位戦7番勝負の第4局は5日午前9時、佐世保市のホテル「万松楼」で再開、指し継がれた。
前日の局面が再現された後、立会人の佐藤義則八段が木村の封じ手を開き、「4五桂」(65手目)と読み上げて深浦に示した。
封じ手は、控室の棋士たちも検討していた手の一つだが、「まさか、指さないだろう」と言われていた手で、驚きの声が上がった。解説の豊川孝弘七段は「積極的に局面をリードしようとするもので意表をつく勝負手」と話した。
腕を組み、深々と長考に沈んだ深浦は1時間6分後、飛車を交換、銀を4二(68手目)に引いて木村の攻めを待ち構えた。
勝敗は同日夜までに決まる見込み。
=2009/08/05 西日本新聞=
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