深浦康市王位(38)に広瀬章人六段(23)が挑戦している将棋の第51期王位戦7番勝負(西日本新聞社主催)第4局は11日午前9時、長崎県佐世保市のホテル「万松楼」で再開し、指し継がれた。
1日目の局面が再現された後、立会人の加藤一二三・九段が広瀬の封じ手を開いて「6四馬」(60手目)と告げ、2日目の戦いが始まった。
封じ手は、深浦の攻勢に対して、馬をいったん自陣に引くことで守りを固め、5七歩成と突入する機会をうかがった手。控室では5七歩成、3四歩、2九馬の予想もあったが、広瀬は目先にとらわれない手を優先したとみられている。
穴熊の戦型だけに、双方とも相手の玉を囲む金、銀をはがし、効果的なヨセにつなぐかが勝機をつかむ分かれ目。5筋からの広瀬の攻めに備えて深浦は5九香(61手目)4九桂(63手目)と辛抱の手で自陣を補強した。
勝敗は同日夜までに決まる見込み。
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=2010/08/11 西日本新聞=