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20030215付 朝刊
◎志岐氏 博多港ふ頭社長も解任 福岡市長意向 人工島推進へ判断
 福岡市の山崎広太郎市長は十四日、第三セクター「博多港開発」のケヤキ・庭石購入問題で引責辞任した志岐真一・前社長(65)=元市助役=について、別の港湾関連の三セク「博多港ふ頭」の社長も解任する意向を固めた。志岐氏は参考人として十三日の市議会特別委で答弁したが「疑惑は深まった」との批判が高まり、山崎市長は「人工島事業の推進、博多港振興のため解任は避けられない」と判断した。

 「博多港開発」と「博多港ふ頭」は、どちらも市が51%出資する三セク。志岐氏は両社の社長を兼務していたが「混乱の責任を取る」形で先月、「博多港開発」を解任された。「博多港ふ頭」については「辞める理由はない」として、留任の意向を示している。

 だが、議会側は特別委での志岐氏の答弁を受け「真相解明にはほど遠い」と反発。市が提案した博多港開発への約二十四億円の増資議案については、与党会派内でも反対の声が収まらず、二十四日の百条委では市側の監督責任も含めて厳しく追及する構えだ。

 山崎市長は三セク・外郭団体から志岐氏の影響力を一掃し、信頼回復を図る方針で、退任時期は「年度内をめど」(市幹部)としている。

 博多港ふ頭は、一九九三年設立。コンテナ搬送用機械の賃貸や公共港湾施設の管理などをしている。志岐氏は市助役時代の九六年六月、社長に就任。来年六月まで任期を残している。


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