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20030219付 朝刊
◎福岡県/「経営会議」顔触れ固まる 福岡市の新三役 新年度スタート 縦割り弊害一掃へ/ふくおか都市圏
 福岡市が新年度から新設の「経営会議」を構成する三役体制が十八日、固まった。新助役には元広島市助役の山野宏氏(60)=福岡市出身、東京都世田谷区在住=を起用。現助役の西憲一郎氏(58)=任期は九月末まで=との二人体制となる。収入役には、財団法人・福岡市森と緑のまちづくり協会理事長の中元弘利氏(63)を起用する。いずれも、議会の同意を得て四月から就任する。
 現在の美山彰生助役(60)、坂本雅子助役(60)、青柳紀明収入役(67)は三月末の任期満了で退任。助役は現在の三人から二人に減員する。
 「経営会議」は、山崎広太郎市長が二期目の公約に掲げた新組織。人工島(アイランドシティ)事業や九大移転、新空港構想など大プロジェクトを抱えるなか「経営感覚のある市政運営が不可欠」という山崎市長の持論を形にした。
 民間で言えば「重役会議」のイメージ。助役の役割を大幅に見直し、“縦割り”の弊害を生んでいた助役の局別担当制を廃止。経営会議では複数局にまたがる課題に迅速に取り組むという。
 山野氏は建設官僚出身で助役経験もあり、現在は神戸製鋼所の常任顧問。このため、山崎市長は「行政を熟知しており、民間感覚もある」として、起用に踏み切った。また、事務局として、参与(局長級)一人のほか、経営補佐部(一部長、二課長、三係長、一係員)を新設する。

 ▼山野宏氏 修猷館高、九州大工学部から同大学院終了。一九六八年、建設省入省、都市局街路課特定都市交通施設整備室長、国土庁地方振興局地方都市整備課長などを務め、九二年から一期、広島市助役。九七年に建設省を退官し、現職。修猷館高では山崎市長の一年後輩。
 ▼中元弘利氏 一九六二年に市役所入り。行政管理課長、下水道局長、建築局長、財政局長などを経て九八年に水道事業管理者。二〇〇一年四月から現職。

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