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古賀潤氏辞職せず 離党で引責図る 議員歳費は「返上」

 学歴問題で進退が注目されていた民主党の古賀潤一郎衆院議員(45)=福岡2区=は二十七日、福岡市で街頭演説し、辞職はせず民主党を離党して議員活動を継続する考えを表明した。その後、上京し国会内で菅直人代表と岡田克也幹事長に会い、離党届を提出した。古賀氏は演説で、米ペパーダイン大卒業の事実がなかったことを認めた上で「故意にやったとは思っていない」と詐称を否定。「けじめとして任期中の議員報酬(歳費)は受け取らない」とした。
 民主党は二十九日に臨時の常任幹事会を開き、離党届の取り扱いを協議する。菅代表は記者会見で「公認した党としても国民に申し訳ない。本人は誤りを認めて一定のけじめをつけたわけで、私もある程度理解できる」と述べたが、党内には辞職や除名を求める意見も根強くある。
 古賀氏は二十七日朝、福岡市南区の西鉄大橋駅前で街頭演説し、続いて同市博多区の福岡空港で記者会見。演説で「有権者に支援を頂くならば、政治活動で報いるために(衆院議員を)継続させていただきたい」と、議員辞職しない考えを強調した上で、「党に迷惑をかけてはならない」と離党を表明。「有権者へのけじめ」として、歳費の返上を表明した。
 また、学歴の渡米調査結果については「大学側から十九単位が不足し、卒業できていないとの回答を得た」と述べ、昨年の衆院選で報道各社に対し「卒業」と回答したのは誤りだったことを認めた。その原因については現地の弁護士任せで卒業が可能と認識、「人任せにしていたのは自分の責任」と強調した。

古賀潤一郎氏の街頭演説要旨
 この件で発表までの時間がかかり、申し訳なく思っている。ペパーダイン大学の卒業を自分なりに確信してきたが、渡米調査の結果、大学側から十九単位が不足し卒業できていないとの回答を得た。(卒業手続きは)弁護士を雇用して一切を任せていたが、まだ探し出せていない。十数年前のことであり(大学の制度も)変化している。ホームページの(学歴の)記載が二転三転した問題は、事務所のミスであっても、私のミスである。
 私は選挙で有権者の方々と大いなる約束をした。福岡2区が変われば日本が変わると。今もそう思い続けている。政治活動は(支持者の)皆さんに報いるため続ける。
 しかし、このままではけじめがつかない。民主党の党籍は党に迷惑をかけないために辞職(離脱)する。ただ、これはあくまで政治の中の話であり、有権者には理解が得られない。私は次の解散総選挙の日まで、議員報酬を受け取らず働かせていただく。
 ペパーダイン大で(取れずに)残った単位は、国会閉会中に渡米して一つでも二つでも修得していく。私の認識不足、他人任せの不手際を反省し、皆さんの期待に応えるため、本日から国会に登院させていただきたい。

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