大分県/’04参院選・おおいた=演説で対決色鮮明に 自民現職 民主新人 二大政党が火花
「民主党は年金改革に向けた『三党合意』を選挙に勝つために反古(ほご)にした。党と党の約束を守れない政党が国民に約束できるのか」 二日、自民党の安倍晋三幹事長はJR中津駅前に集まった約三千人(主催者発表)を前に声を張り上げた。この日、安倍幹事長は、東京から空路大分入りし、半日で中津―日田―別府―大分―佐伯の五市を駆け抜ける強行日程だが、各市で民主批判を展開した。 日田市中心部の公園では「小泉政権が誕生した際に民主党は『改革はできるはずもない』と言った。自民が汗を流して改革を実行している間、野党は悪口ばかり言っていたが、景気は着実に明るい兆しを見せている」と強調。人気格闘家の小川直也氏と一緒に流行中の「ハッスルポーズ」を演じると歓声が上がった。 安倍幹事長の“強行軍”について、自民県連のある幹部は「党の選挙責任者がこれだけ汗をかいてる姿を見れば、組織も引き締まる」(自民党県連幹部)と期待感を込めた。民主側は四日に大分市内で「一万人集会」を開き、岡田克也党代表が来援。全国注視の「サバイバル」はますますヒートアップしそうだ。
【20040703朝刊】
|