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福岡沖地震あす1年 仮設住宅なお580人
福岡県や佐賀県で最大震度6弱を記録し、死者一人、重軽傷者千人以上を出した福岡沖地震の発生から二十日で一年を迎える。体に感じる余震は四百十回を超えたが、福岡管区気象台は「終息に向かっている」とみている。被害が大きかった福岡市西区玄界島の住民を中心に、同市内では今なお約五百八十人が仮設住宅で暮らす。同島では被災家屋の解体が始まり、復興に向けた歩みが着実に進んでいる。
管区気象台によると、体に感じる余震は発生後一カ月で三百回以上起きたが、現在は震度2―1クラスが月に一、二回起きる程度に落ち着いた。管区気象台は「このまま終息するが、ゼロになるまでには数年かかる」とみている。 家屋被害は福岡を中心に、佐賀、長崎、山口の各県に及び、この一年で余震によるものも含め、九千八百棟以上の被害が判明した。仮設住宅はいずれも福岡市内にあり、玄界島と、かもめ広場(中央区)、志賀島(東区)、能古島(西区)、西浦(同)に計二百三十戸が残っている。 玄界島民の仮設住宅は、同島に約二百六十人、かもめ広場に約二百三十人が入居。同島では今月、復興事業が本格的に始まった。被災家屋約百八十戸を市が土地ごと買い上げ、取り壊して再整備する。県営、市営住宅計百三十戸と、宅地五十区画を建設。二〇〇八年春の事業完了を目指す。 [2006/03/19]
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