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総研が姉歯氏呼ぶ 偽造発覚後打ち合わせ 所長説明と食い違い 関係者証言 ほか
●総研が姉歯氏呼ぶ 偽造発覚後打ち合わせ 所長説明と食い違い 関係者証言
着工前に構造計算書の偽造が発覚した東京都港区のマンション建設をめぐる打ち合わせに、経営コンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」(東京都千代田区)が、姉歯秀次一級建築士を呼び寄せた、と同席した関係者らが三日までに明らかにした。 打ち合わせの場所は横浜市の設計会社で二〇〇三年十一月。総研、木村建設(熊本県八代市)、木村建設の関連会社である平成設計(千代田区)の三社の社員とともに、姉歯建築士が出席した。 木村建設幹部は「姉歯建築士を呼んだのは総研」と話し、平成設計幹部も「関係者を一堂に招集するのが、総研のいつものやり方」と説明。総研の内河健所長らが「姉歯建築士は平成設計が連れてきた」と述べた二日の記者会見の内容と食い違っている。 木村建設、平成設計は姉歯建築設計事務所による偽造物件の施工、設計を多数手掛け、両社幹部はこれまで「これらのマンション、ホテルの開発も総研が主導してきた」と証言している。 木村建設は木村盛好社長が八代市に一九七一年に設立し、九三年ごろ東京進出を果たした。短い工期と低価格を売りに、ビジネスホテルやマンション建設を次々受注したが、複数の関係者は「木村建設の工法はすべて総研の受け売り」と話す。 平成設計は木村社長が全株式を所有、ビジネスホテルの意匠設計を専門とする。平成設計幹部は「当社の営業ソースは百パーセント総研から。全国の土地、物件の情報を基に総研が計画概要を立て、当社や木村建設は設計、施工を実施するだけだった」と話している。 内河所長は二日の記者会見で平成設計について「ホテル設計に精通し工期が短いので使った。だまされたというのが本音だ」と説明、姉歯建築士については「会ったこともない。(報道されるまで)名前も知らなかった」と述べていた。 × × ●姉歯建築士免許 7日に取り消し 国交省 国土交通省は三日、構造計算書を偽造し危険な建物を造り、建築基準法二〇条に違反したとして、姉歯秀次・一級建築士(48)の免許を七日に取り消す方針を決めた。 建築士法一〇条の手続きに基づき、七日午後、同省で開く中央建築士審査会に同意を求め決定。国交省は姉歯建築士の国への登録を抹消した上で、免許証の返納を郵送で求める。 処分理由は、姉歯建築設計事務所が構造設計にかかわった建築物のうち、十一月十七日までに物件の構造計算書を故意に偽造したことが分かったマンションやホテルの合計二十四棟に、倒壊・破損の恐れを生じさせた
[2005/12/03]
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