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サムシング 数値換え開業時から 社長「日常的に」
福岡県春日市の設計会社「サムシング」(二〇〇二年廃業)による耐震強度偽装問題で、同社の仲盛昭二元社長(55)が、福岡市などの事情聴取に対し「構造計算書のデータ差し替えは、開業(一九八〇年)当初から日常的にやっていた」と説明していたことが十一日、分かった。
同社が構造計算を手掛けた物件は約一万二千に上ることから、同市と国土交通省九州地方整備局は、既に偽装を指摘した三物件以外でも相当数のデータ差し替えがあったとみている。 同市や同整備局によると、サムシングは構造計算専門の設計事務所で、仲盛元社長が設立。従業員は平均約四十人いた。 元社長は廃業までの約二十年のうち十五年ほどは作業実務を社員に任せ、仕上がった構造計算書をチェックする立場だった。 同市などの事情聴取に対し、仲盛元社長は、偽装が指摘された三物件についてデータ差し替えの理由を「手間を省くため」と説明。社員に対しての具体的な指示は否定したが「社員には『何日までに仕上げろ』と言っていた。暗黙のプレッシャーにはなったかもしれない」と答えたという。 同市と同整備局は、作業を統括していた仲盛元社長の下、サムシングが受注物件を早く仕上げるため、日常的にデータ差し替えを繰り返していた疑いもあるとみて、同社が構造計算した物件の特定と偽装の有無を調べている。
[2006/02/12]
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