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サムシング偽装 福岡市が告発を断念 建築基準法時効が成立 廃業後の物件調査
福岡県春日市の設計会社「サムシング」(二〇〇二年廃業、仲盛昭二元社長)による耐震強度偽装問題で、福岡市は十三日、構造計算書の偽造を指摘した同市内の三物件について、時効(三年)が成立しているとして、建築基準法違反容疑での告発を断念したことを明らかにした。今後は、刑法を適用した告発が可能かどうか検討するとともに、時効にかからない廃業後の仲盛元社長の業務状況を調べる方針。
同市によると、耐震強度不足の建物は、建築基準法上の「違反建築物」に該当し、不正にかかわった建築士らは刑事責任(三十万円以下の罰金)を問われる。しかし、偽造を指摘した三物件は二〇〇〇―〇一年に同市が建築確認し、その後一年以内に完成。判例では時効の起算点は建物完成時で、三物件とも完成から四―五年が経過している。 同市は、建築士法違反容疑での告発も検討。しかし、告発要件は建築士の身分を偽ったり、不正な手続きで免許を取得したりした場合などに限られるため、一級建築士免許を正規に取得している仲盛元社長には適用できないと判断した。 仲盛元社長は現在、福岡県太宰府市の設計会社の管理建築士として、構造計算書の作成業務に携わっている。
[2006/02/14]
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