BN
トップ > 社会 > 耐震強度偽装問題 九州・山口関連

耐震強度偽造問題 九州・山口関連

木村建設・総研 偽装知りつつ代金受領? ホテルでも詐欺立件視野

 耐震強度偽装事件で、姉歯秀次元一級建築士(48)が構造計算書を偽造した奈良市のビジネスホテル「サンホテル奈良」をめぐり、開業指導をした総合経営研究所(総研、東京都千代田区)と、施工者の木村建設(熊本県八代市、破産)が、関係者の間で偽装が認識された後、工事代金支払いを急がせ、受け取った疑いのあることが十五日、分かった。捜査当局は総研の四ケ所猛チーフコンサルタント(67)を事情聴取し、経緯を調べている。

 警視庁などの合同捜査本部は、ホテル、マンション両ルートの全容解明を進め、詐欺容疑の適用を視野に捜査を急いでいる。

 関係者によると、サンホテル奈良は昨年十一月五日に開業。これに先立ち、木村建設から引き渡された三日、総研がオーナー側に「工事代金の未払い分を早急に支払うように」と求めた。オーナー側は七日、約二億二千万円を木村建設の口座に振り込んだ。

 一方、十月二十七日には、民間検査機関「イーホームズ」(新宿区)がヒューザーに対し、姉歯元建築士の複数の偽装を指摘したことが分かっている。

2006年4月15日付 夕刊]

Copyright The Nishinippon Shimbun.All rights reserved