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耐震強度偽造問題 九州・山口関連

「サムシング」耐震偽装指摘 「疑惑物件」抽出調査へ 80―90件を再計算 福岡市

 春日市の設計会社「サムシング」(二〇〇二年廃業)が福岡市から耐震強度偽装を指摘された問題で、同市は十八日、同社がかかわった民間建築物のうち、一定規模のマンションなど一部を抽出して建築主に構造再計算させ、「疑惑物件」の安全性を判断する方針を明らかにした。

 同社がかかわった物件は県内外に多数あり、すべての建物の安全性を確認するのは、非常に困難な状況。市建築局は、まず関係物件の一部を抽出し、安全かどうか傾向を探る考えだ。山崎広太郎市長は同日の会見で「できれば五月中にも安全宣言を出したい」と話した。

 今月十一日現在、同社がかかわったとみられる市内の物件は三百五件。うち抽出調査するのは、市側が入居者や管理組合から再計算の依頼を受けた物件や、高さ二十メートル以上(七階建て以上)の共同住宅など八十―九十件という。

 再計算は建築主側が行うが、市はさらにその結果を専門家の団体に依頼し、妥当性を確認する方針。時間がかかるため、市が五月中に安全宣言を出せるかどうかは「不透明」(市建築局)だ。

2006年4月19日付 朝刊]

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