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バナ天+α
【
'05/10/15
朝刊掲載】
<連載>ここが見どころ 国博探検<4完>アクセス トンネルは幻想世界
九州国立博物館に、最寄りの西鉄太宰府駅から徒歩で向かうルートは二つ。太宰府天満宮境内から新しくできたトンネルを通っていく道と、美しい紅葉で知られる光明禅寺そばを通る散策路を利用する道だ。
お薦めは天満宮ルート。約二十五件の梅ケ枝餅(もち)屋や土産物屋が並ぶ参道を抜け、太鼓橋を渡り、さらに菖(しょう)蒲(ぶ)池方面を目指そう。やがて辺りの雰囲気に溶け込んだ神社風の屋根が見えてくる。県が約十二億円をかけて建設したアクセス道の入り口だ。
中に入ると古都のゆっくりした空気が一変する。三〇度の急斜面に伸びる長さ約四十五メートルのエスカレーターが、十八メートルの高さまで運んでくれる。次に現れるのが歩行者専用の約九十メートルのトンネルだ。
トンネル内の照明は赤、青、黄と次々に変わり、幻想的なムード。通路には地元の著名書家の作品約二十点が並び、まるで「もう博物館の中?」と錯覚しそう。トンネルには長さ約六十メートルの動く歩道も設置されているが、じっくり書を見ながら歩くのもいい。
トンネルを抜けると、まぶしいほどの緑とガラス張りの博物館が飛び込んでくる。入り口からここまで約五分。まるで天満宮から別世界に来たようだ。
博物館入り口に続く屋根付きの通路沿いにあるレストランは「ニューオータニ博多」が出店する「グリーンハウス」。博物館と同様にガラス張りで、太宰府の豊かな自然を楽しみながら食事ができる。
メニューは約五十種類。ニューオータニのイチ押しは、梅ご飯や太宰府市でとれた野菜を使った「博物館・松花堂弁当」だ。先日開かれた試食会に参加したボランティアスタッフの松本正子さん(61)も「ロケーションが抜群。自信を持って来館者に薦めることができる」と太鼓判を押す。
ほかにも、国博周辺には小郡市への移転が決まっている「九州歴史資料館」、レトロな雰囲気を持つ「だざいふ遊園地」など見どころいっぱい。ぜひ実際に訪れて、新しい見どころを探してほしい。 =おわり
(この連載は地域報道センター・簑原亜佐美、吉田修平、永松幸治が担当しました)
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●メモ
▼国博ボランティアスタッフ
九州国博のボランティアスタッフは293人。来館者を案内したり、展示品の解説をしたりするほか、独自イベントの企画や国博のPRなど幅広い活動を行っている。
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幻想的な雰囲気を演出するトンネル