久留米 420回 「健康を保つには粗食」 植田美津江氏
西日本政経懇話会の久留米四月例会が二十二日、久留米市原町の萃香園ホテルであり、医学ジャーナリストで医学博士の植田美津江氏が「現代に活(い)かす戦国武将の健康力」と題して講演した。要旨は以下の通り。戦国時代の武将たちは、多くが長寿だった。平均寿命が三十五歳ぐらいだったときに、伊達政宗や徳川家康ら名だたる武将の多くが六十歳を超えて生きている。
当時は今のような薬もなく、薬草ばかり。それでもなぜ長生きができたのか。それは粗食だったからではないだろうか。
日本人の遺伝子は粗食で生きていける。だが一九七〇年以降、欧米の食文化が入ってきて、体内で消化し排便するまでに時間がかかるようになった。がん細胞が発生するのは、食べたものが次の臓器に移るところや、器官などがくびれている個所が多い。健康を保つのに大事なのは、粗食にして、いかに快便の状態を保つかだ。
=2008/04/23 西日本新聞=











