福岡 430回 小泉氏に再登板の可能性/早大大学院教授田勢氏
日本を代表する政治ジャーナリストの田勢氏は、日経新聞の政治記者として佐藤栄作首相以後の首相二十人を間近で取材してきた。
その経験などをもとに、福田首相が七月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)を「花道」に退陣する可能性に触れ、「サミット後(衆院の任期満了まで)一年二カ月以内に選挙をやらなきゃいけない。仮に負けるにしても、誰ならば負けを最小限に食い止められるのかという話が、夏の盛りに始まるかもしれない」と予測した。
福田後継をめぐる自民党内の空気については、「本格政権より、誰なら選挙に有利かという発想が先に立つ」とし、小泉元首相の再登板の可能性を強調。三十数年の交流を通じて知る元首相の性格分析を根拠に、歌舞伎やオペラが好きな小泉氏が「『アンコール』と言われたら出てこない訳ない」とユーモアを交えて語り、「その時はメディアは騒ぐので民主党はつらい」と語った。
さらに、小泉新党にも言及。自民党の武部勤、中川秀直の両元幹事長や小池百合子元防衛相、民主党の前原誠司副代表らの名前を挙げ、「小泉チルドレン」と一緒に新党をたち上げる可能性を具体的に語った。
また、自民党の麻生太郎元幹事長(福岡8区)については、党内に反麻生グループが多いことに触れ、「(同グループが)予想もしない人を担ぐことも考えられないこともない」と語った。
=2008/05/13 西日本新聞=











