西日本新聞

西日本政経懇話会

大牟田 438回 「中小企業の強み考えて」中村教授

nakamuratomohiko_03.JPG 西日本政経懇話会大牟田地区の1月例会が19日、大牟田市旭町のオームタガーデンホテルで開かれ、神戸国際大経済学部教授の中村智彦氏が「変革期をどう乗り越えるか~中小企業経営者の生き残り戦略」と題して講演し、「大企業にはない強みが求められる」と訴えた。講演要旨は以下の通り。

 生産拠点は海外に移り、産業構造が大きく変化している。電気自動車が普及すると、エンジンがなくなり、部品は100分の1になってしまう。これからの中小企業は廃業3割、倒産3割、勝ち残り3割。老舗企業の倒産というが、30年もすれば老舗。後継者への事業継承の時期が危ない。マーケットが縮小していく中、「困ったことは何ですか」ではなく、自ら売り込んでいく「攻めの営業」が求められる。

 「角の文房具屋はつぶれる」とは、店の名前を思い出せないような店は、つぶれてしまうことを意味する。どの業種にも当てはまる。みなさんの会社や商品はお客さんから覚えられていますか。同業他社と比較して、強みは何か考えてほしい。

=2010/1/20西日本新聞=

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