北九州 452回 「農業政策の転換を」丸紅経済研究所 柴田代表
西日本政経懇話会の4月例会が20日、小倉北区のステーションホテル小倉で開かれ、丸紅経済研究所の柴田明夫代表が「世界の食糧事情と日本の課題」と題して講演した。要旨は以下の通り。
世界の食糧マーケットをみると、大豆、小麦、トウモロコシなどあらゆる農産物価格が歴史的高値に動いている。中国の輸入拡大、米国でトウモロコシの4割がエタノール原料となっていることなどが背景。日本は国際マーケットから安い価格で最高級品質のものを輸入していたが、その安定が脅かされている。
国内の農業については、減反などの「過剰」から「不足」を前提にした農業政策に転換し、国内の資源をフル活用するよう見直すべきだ。環太平洋連携協定(TPP)参加を危機バネに日本農業を見直すべきだ。
=2011/04/21 西日本新聞=











