西日本新聞

西日本政経懇話会

「緑の産業革命の旗印に」東大生産技術研究所山本教授

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 西日本政経懇話会の六月例会が十八日、小倉北区大手町の九州厚生年金会館であり、東京大生産技術研究所の山本良一教授が「温暖化地獄―脱出のシナリオ」と題して講演した。山本教授は一九六九年に東大工学部を卒業後、同大先端科学技術センター教授などを経て九二年から現職。要旨は次の通り。

 昨年八月十五日からの一カ月間で、北極海の氷は日本の面積の三倍に当たる百二十万平方キロメートルが消え、観測史上最少の四百十三万平方キロメートルまで減少した。空気中に放出した二酸化炭素(C)の%は空気中を数千年漂い、地球上には現在、年間百五十二億㌧が蓄積されている。

 温暖化の影響で、全世界で猛暑や洪水、干ばつなどが起きている。持続可能な社会を目指さなければならない。日本はエコビジネスによって地球温暖化に立ち向かう必要がある。「環境首都」と言われる北九州市が「緑の産業革命」の旗頭になってほしい。

=2008/06/19 西日本新聞=


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