福岡都市圏に支店を置く企業の支店長らでつくる西日本支店長会(二百十九社)の四月例会が十一日、福岡市中央区天神の西日本新聞会館であり、熊本市の幸山政史市長が「九州中央の交流拠点都市を目指して~地域資源をいかした魅力と活力あふれるまちづくり」と題して講演した。
幸山市長は八日の記者会見で、二〇一一年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開業を見据え、福岡、鹿児島両市との九州縦軸連携を強化する意向を表明。アジアからの観光客誘致や行政課題の共同研究などの連携事業案をまとめ、今夏に協定締結を目指すとしている。
幸山市長は講演で「観光だけでなく、さまざまな事業を三都市連携でやりたい」と強調。一一年に予定される韓国高速鉄道KTXのソウル―釜山間全線運行開始にも触れ、「三都市には、九州一体となった東アジアを見据えた展開の視点も必要だ」と訴えた。
市長は築城四百年を迎えた熊本城やJR熊本駅周辺整備の概要、政令指定都市実現への取り組みを紹介。「ここ数年は熊本市の将来像を形作る時期」と意欲を見せた。