西日本新聞

「滞在型観光にニーズ」/観光の達人が提言
  0623.JPG長崎地区の企業経営者と西日本新聞社が地域の未来について考える「長崎フォーラム」の第10回会合が23日、長崎市内であった。地域観光・宿再生専門会社「イデアパートナーズ」(福岡市)の井手修身社長が、長崎観光活性化をテーマに講演し「『暮らすような旅』にはニーズがある」と、滞在型プログラムの充実を提言した。
 井手氏は「国内旅行の主流が『名所をめぐる物見遊山型』から『テーマごとの滞在型』に変わろうとしている」と分析。陶芸家に「弟子入り」する同県波佐見町の9泊10日のプログラムや、医療機関と連携した大分県長湯温泉の「プチ湯治」などの事例を紹介し、「金をかけるのではなく、今あるものを編集、加工してほしい」と求めた。
 また、滞在型観光について「参加者は住民との交流や、ゆっくり過ごせることを求めている。観光業だけではなく、町全体が連携して受け止める態勢づくりが必要だ」と指摘。成功の鍵として「物語性」「特別感」「驚き」「笑顔」などを挙げた。

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