西日本政経懇話会久留米の1月例会が14日、久留米市東櫛原町のマリターレ創世であり、前高知県知事の橋本大二郎氏が「地域自立型の国づくり」と題して講演した。要旨は次の通り。
民主党が行った事業仕分けを、約20年前の知事時代、行っていた。
県の事業について、国や市町村がやるべき事業と仕分けをしていた。資料作りや、できた資料を読み込む労力は膨大なもの。当初は効果があったが、結果的に仕分けのコストの割には、削減額が大きくなくなり、3、4年で立ち消えになった。
民主党の仕分けで、税金の使い方や予算をつけるまでの過程がオープンになった意義は大きい。だが、削減後の道筋を示さず、それから先は幹事長室というブラックボックスに入ってしまっている。昨年は自民党が積み立てた概算要求を基に仕分けをしたが、今年は自らが政治主導で作った概算要求を基に議論をすることになり、難しい。
これからの地方には、観光で来てもらう仕掛け作りが必要だ。食、健康、美容、ペットというキーワードを、大きな広がりにしていくべきだ。
=2010/01/15西日本新聞=