日銀の丹治芳樹・福岡支店長が22日、福岡市・天神の福岡国際ホールであった西日本支店長会で「2010年景気展望のポイント」の演題で講演。
九州の今年の景気について「緩やかながら持ち直し基調が続く可能性が高い」との見通しを述べた。
丹治支店長は、九州の景気の現状を「自動車など生産の持ち直しは、全国よりやや強い」と分析。
一方、「雇用者数の減少が全国と比べやや大きく、特に非製造業のパートタイマー削減の動きが目立つ」と指摘した。
先行きは「10年度半ばまではいったん、持ち直しに減速感が出るかもしれないが、以降は企業業績の好転が、家計にも波及してくる」との日銀の展望リポートを紹介。
デフレについては「景気が徐々に回復していく中で、物価下落のマイナス幅は小さくなっていく」と予測。
「日銀は金融緩和を引き続き進め、デフレ脱却と持続的成長に向け、粘り強く取り組んでいく」と強調した。