西日本新聞

筑豊 447回 「電気自動車と太陽光でCO2削減」 村沢氏が講演 (10年9月)

 

murasawayosihisa_02.JPG 西日本政経懇話会の9月例会が10日、飯塚市川津のグランドベルズ飯塚で開かれ、東京大学総長室アドバイザーの村沢義久氏が「電気自動車と太陽光発電による『燃やさない文明』の提言」と題して講演した。要旨は次の通り。

 

 国連の2007年の報告では21世紀末までに地球の平均気温は1.1度から6.4度高くなるという。温暖化は着実に悪化。文明最大の危機だ。

 温暖化の一因とされる二酸化炭素(CO2)を削減するには、ガソリン車などをすべて電気自動車にすれば現在よりも20%、火力発電をなくせば50%カットできる。

 

 日米や中国、インドなどが高性能な電気自動車の開発を進めているが、(日本の一部メーカーで)取り組みがやや遅れているのが気掛かりだ。

 太陽光エネルギーで電力をつくる動きも広がっている。太陽光はソーラーパネルを置く場所が必要になるが、休耕地などを使えばいい。

 

 これらを推進すると石油の輸入が減り、国内の石油の使用量は今の2割くらいになるだろう。21世紀の大産業革命はすでに始まっている。

 

=2010/09/11西日本新聞=
 

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