西日本新聞

久留米 432回 「地域の発展に観光重要」額賀信氏

nukagamakoto_01.JPG

 西日本政経懇話会久留米の5月例会が7日、久留米市原町の萃香園ホテルであり、ちばぎん総合研究所社長の額賀信氏が「人口減少社会の地域戦略―観光振興を考える」と題して講演した。人口が減り、自治体の財政も厳しくなるなか、「人が訪れる地域にならなければ将来は厳しい」と観光の重要性を語った。講演要旨は以下の通り。

 人口が減ると生産者である働き手と客である消費者が減り、地域が衰退する。「生産性を上げろ」といっても限界がある。地域で持続的な雇用と消費を生むのは観光だ。

 福岡市の年間宿泊者数は名古屋市よりも多く、全国で4番目だ。久留米市の場合は、どう福岡市と連携し足を運んでもらうか工夫が必要だろう。

 北海道への観光客は道内を周遊するが九州では周遊客があまりいない。九州内の観光地の連携を各自治体は唱えるが、切実ではなかったため意識が希薄だったのだろう。

 まず人を呼ぶことが大事だ。久留米市も各方面に気を使って、あれもこれもと宣伝するのではなく「久留米市といえば」という端的な言葉でPRすべきだと思う。内向きな発想だけでなく、久留米に行きたくなる仕掛けが必要だ。

 

=2009/05/08西日本新聞=

 

これまでの記事一覧

リンク

福岡文化連盟

西日本華道連盟

西日本書美術協会

西日本写真協会