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『浦上四番崩れ』  安高啓明 著  (長崎文献社・2808円)

『浦上四番崩れ』  安高啓明 著  (長崎文献社・2808円)
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 江戸時代、潜伏キリシタンの大量摘発事件を「崩れ」と呼んだ。「浦上四番崩れ」は、1867年6月にあった長崎・浦上での4回目の「崩れ」で、当初68人が摘発されたが、異例の経過をたどる。というのも、事件の9年前に、江戸幕府は米国やロシアなど5カ国と条約を結んで「開国」し、2年前には潜伏キリシタンの存在が欧米に伝わっていたからだ。さらに、信者を摘発した長崎奉行所は明治維新で崩壊。引き継いだ新政府は禁教策を続けたため、諸外国の圧力を受けながら、信者の処分を模索する。熊本大准教授の著者は法解釈に注目して事件を検証した。世界遺産登録に向けて注目される潜伏キリシタンの実態を探った労作。


=2017/02/26付 西日本新聞朝刊=

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