『男と女の台所』  大平一枝 著  (平凡社・1620円)

 大量生産・消費社会で失われる価値観を追うライターが、一般家庭の台所から十人十色の人生を切り取る。結婚50年の老夫婦、夫と死別した女性、震災で避難した一家…。平日の育児を夫が担当する分、週末は妻が料理に手間をかけることで家事を分担し、だんらんする共働きの家族など、台所は生活する人の価値観が表れる場所といい、多様な家庭のあり方を示す。


=2017/04/30付 西日本新聞朝刊=

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