『茶と琉球人』 武井弘一 著 (岩波書店、842円)

約270年間、薩摩藩の支配下に置かれていた琉球。しかし、大国に翻弄(ほんろう)されながらも、庶民は茶を飲んで談笑する習慣があるなど、農業を土台とした持続可能な社会を築いていたという。「茶」を通して、通説の「交易型社会」とは違う、新たな琉球像を描き出す。
=2018/03/28付 西日本新聞夕刊=
約270年間、薩摩藩の支配下に置かれていた琉球。しかし、大国に翻弄(ほんろう)されながらも、庶民は茶を飲んで談笑する習慣があるなど、農業を土台とした持続可能な社会を築いていたという。「茶」を通して、通説の「交易型社会」とは違う、新たな琉球像を描き出す。
=2018/03/28付 西日本新聞夕刊=