『ラーメン記者、九州をすする!』  小川祥平 著  (1512円)

『ラーメン記者、九州をすする!』  小川祥平 著  (1512円)
『ラーメン記者、九州をすする!』  小川祥平 著  (1512円)
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 「ラーメン店で店主に声を掛けたことがある人はいるだろうか」。そんな問いかけで始まる本書は、その言葉通り、ラーメン店主に話を聞きながら店の歴史を掘り起こしている。2014年9月から17年7月までの本紙連載を加筆修正し、エッセーを追加した。福博の街とともに歩んだ「名代ラーメン亭」(福岡市)、車社会到来を予測した国道沿いの「丸星ラーメン店」(福岡県久留米市)、作家井上光晴が好きだった“らしい”「丸幸ラーメンセンター」(佐賀県基山町)など、九州、東京の新旧計53軒を掲載。味だけでなく一杯の裏側にある物語に焦点を当てつつ、九州のラーメン史もひもといていく。

 著者は西日本新聞社文化部記者。装画は佐賀県嬉野市のイラストレーター、ちえちひろ。


=2017/12/03付 西日本新聞朝刊=

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