被災前の朝倉市、東峰村舞台の映画 復興支援上映会開催へ 25日、福岡市で

「センチメンタル・ジャーニー~朝倉幻燈浪漫」の一シーン
「センチメンタル・ジャーニー~朝倉幻燈浪漫」の一シーン
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 九州豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市や東峰村を舞台に2015年に撮影された自主製作映画「センチメンタル・ジャーニー~朝倉幻燈浪漫」(柴田洋一監督)のチャリティー上映会が25日、福岡市中央区の電気ビルみらいホールで開かれる。「被災前の美しい風景をもう一度見たい」と作品を見ていた人から再映を求める声が寄せられ、「復興の力に」と開催することになった。

 監督の柴田さん(63)が代表を務める福岡市のNPO法人博多映画道場などでつくる製作委員会の作品。同県糸島地域を舞台に映画を撮った柴田さんに「ぜひ朝倉を舞台にした作品も作ってほしい」との要望があり、製作した。

 福岡市内の写真教室に通う3人が写真展への出品に向け、撮影旅行で朝倉地域を巡る物語。大きな被害が出た朝倉市黒川地区の田園風景や、東峰村の宝珠山地区などが出てくる。上映時間は1時間50分。完成した昨年8月にみらいホールで、同12月に朝倉市のピーポート甘木で上映された。

 作品を見た人たちから豪雨災害後に再映を求める声が柴田さんに寄せられ、柴田さん自身も「あの風景は二度と見られない」との思いから再上映を決めた。柴田さんは「朝倉の美しい風景に思いをはせ、復興の原動力になれば」と話している。

 上映は午後6時半から。前売り千円(当日1200円)、小学生500円。当日は会場に募金箱を置き、経費を除いた入場料収入と集まった募金を被災地に送る。博多映画道場=092(581)6352。

=2017/09/03付 西日本新聞朝刊=

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