おばあちゃんになっても、おかっぱで ファーストアルバム「なつめろ」をリリース 三戸 なつめさん

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 短い前髪がトレードマーク。モデルや歌手、タレントとして幅広く活躍する三戸なつめさんがファーストアルバム「なつめろ」ではアーティスト志向の一面を見せています。将来の展望や全国ワンマンライブツアーへの抱負、ファッションへのこだわりなどを彼女ならではの言葉で語ってくれました。

 -アルバムのジャケット写真がいつもの雰囲気とは違いますね。

 三戸 おしゃれなんだけど違和感がある、ちょっと変な写真を撮ってほしいとお願いしました。ラジカセといすが置いてあって、後ろは地層。めっちゃ不思議な光景じゃないですか。そこに何とも言えない顔をした自分がいる。ニコニコしている姿はモデルやテレビで見せてきたので、もっと大人な、アーティスト感のある、おしゃれな自分を見てほしいなっていうのがありました。

 -1曲目に収録したファーストシングル「前髪切りすぎた」は、やはりインパクトがありますね。

 三戸 初めはびっくりしました。すごいポップだなと。でも、私を知ってもらうには良い曲だと思いました。自己紹介にもなるし、すぐに好きになりましたよ。

 -なぜ、アーティストになりたいと思ったのですか。

 三戸 将来の不安がめっちゃあって、今の雑誌に30歳超えても使ってもらえるんだろうかみたいな。だから、ちゃんと自分で発信できるものはないかなって考えました。アートディレクターやミュージックビデオの監督さん、いろんな方が携わってくれるんで、モデルの仕事よりもクオリティーを高くしたいと思っています。

 -アルバムの出来栄えは。

 三戸 全シングルが入った上に、ライブでしか歌っていなかった2曲も入っています。「前髪切りすぎた」はキャッチーでポップだし、最後の「風船と針」は切ない曲。タイトルナンバーの「なつめろ」は懐かしさがあり、いろんな人に青春時代を思い出してもらえると思う。バラエティー豊かで、2年間の集大成を出せたのはすごくうれしい。

 -トレードマークの短い前髪はいつからですか。

 三戸 中学1年生の時、周りと違うことをしたいなって思って、鏡で自分の姿を見ていて、前髪を切ろっ、と思いました。文房具ばさみで。でも、あまり切りすぎたって思ってこなかったんです。テレビに出だしてから、みんなに「切りすぎてる」って言われて気づきました。おしゃれの一つとして取り入れてたんで、面白い前髪とか思ってなかったです。

 -ファッションでこだわっていることは何ですか。

 三戸 なんでも着よう、です。気に入ったら、でかくても買っちゃいます。最初のビビッとくる感覚を大事にしていて、着回しできなさそうな服でも買っちゃうんですよ。インパクトのあるものにひかれて、実用性を考えずに。

 -今日は私服?

 三戸 はい。スカートも花の刺しゅうがあるんです。全体的に「花ガール」みたいな感じにして、ロングのデニムスカートで少し大人っぽい感じにしたりとか。「ザ・女の子」みたいな格好よりは、一点外したりして普通じゃない感じにしています。

 -どんなワンマンライブツアーにしたいですか。

 三戸 「三戸なつめのライブに行ったら御利益があるよ」って言われるぐらい、おめでたいライブにしたいな。前髪切りすぎても悩まなかったりとか、ポジティブになれるライブにしたいです。タレントやモデルのイメージが強いと思うんで、アーティストとしての部分も見てほしい。

 -今後の目標は。

 三戸 大っきいところで(ライブを)やりたいです。関西出身なんで、大阪城ホールでできたらいいなって思っています。

 -短い前髪はいつまで続ける予定ですか。

 三戸 このアルバムと同じ髪形をしたいんですよ。おばあちゃんになったら、全部白髪にして、おかっぱにしたいな。

 ▼みと・なつめ 1990年2月20日生まれ。奈良県出身。2010年、関西で読者モデルを始め、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅを手掛ける中田ヤスタカのプロデュースで、15年にファーストシングル「前髪切りすぎた」を出した。7月17日午後5時から福岡市中央区のビートステーションでワンマンライブを行う。


=2017/06/04付 西日本新聞朝刊=

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