ウフフ…邪気はありますよ 映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」で日本語吹き替え 芦田愛菜さん

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 米アニメ映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」が公開中です。2010年公開のシリーズ1作目から主人公グルーの三女アグネスの声を担当している女優の芦田愛菜さんが今回も吹き替えに挑みました。人気子役として活躍した芦田さんもこの春から中学生。幼いアグネスの無邪気さを表現するために試行錯誤したそうです。

 -心優しいアグネスは、グルーの行動にいつも大きな影響を与える重要な存在です。彼女の声を演じる上で意識したことは。

 ★芦田 アグネスは家族思いで、グルーさんのことが大好き。無邪気でかわいらしい感じが伝わるように心掛けました。

 -シリーズ1作目「怪盗グルーの月泥棒」は7年前。6歳だった芦田さんも13歳です。アグネスを演じる上で苦労したことは。

 ★芦田 無邪気さを出すのが難しかったですね。声を明るくするとか、アグネスの顔を見ながら、こんな感じかなって工夫しました。監督さんからも、どうすれば子どもらしく聞こえるのか教わり、何回もやり直しました。

 -芦田さんの声は、無邪気なアグネスそのものでしたよ。

 ★芦田 そうですか? ウフフ…けっこう邪気はありますよ(笑)。

 -シリーズの次回作でも芦田さんのアグネスを見たいです。

 ★芦田 無邪気さを保てるように頑張ります!

 -今作ではアグネスの成長を感じましたか。

 ★芦田 グルーさんのためにユニコーン(のぬいぐるみ)を売るシーンがあるんですけど、そこは成長したんじゃないかなって思います。月泥棒では、ユニコーンを取られて泣いちゃうシーンがあったので。

 -芦田さん自身の成長は?

 ★芦田 何だろう…。背が伸びたとか。

 -アフレコのお仕事は慣れましたか。

 ★芦田 そうですね。昔は(セリフの時間を示す)秒数を見て、台本を見てっていうことができなくて、あたふたしていましたがコツをつかんできました。でも昔からアフレコは楽しかったですよ。女優さんは土台があって80%ぐらい(役を)作るんですけど、アフレコってアグネスという女の子がいて、半分ぐらいは既にできあがっている。そこから仕上げをしていくのがちょっと違っていて楽しいんです。

 -英語を話す映像に、日本語でうまく合わせられましたね。

 ★芦田 ちょっと、ンーって付け足したりとか、ちっちゃい言葉を加えたり減らしたりするんですけど意外とはまるんですよ。あれが不思議で驚きです。

 -怪盗グルーシリーズが、大人にも子どもにも人気があるのはなぜでしょうか。

 ★芦田 (グルーの相棒である黄色い生き物)ミニオンがかわいらしくて、いたずらをしても憎めないキャラクターなんです。今回も、はちゃめちゃ大騒ぎするところがすごくかわいくて、見ていて癒やされると思います。

 -ミニオンが実在したら?

 ★芦田 パーティーを開いて、はちゃめちゃに大騒ぎしたいですね。歌って、踊ってムフフ…みたいな。ミニオンが家に1匹はいてほしいです。

 -将来は、どんな女優になりたいですか。

 ★芦田 役を演じている時に、アドリブや、ちょっとした動作で芦田愛菜(らしさ)が出ちゃわないというか、ずっとその役になりきっていられる女優さんになりたいです。

 -年齢とともに役の幅が広がりますが、どんな役をしたい?

 ★芦田 普段、体験できないことをしたいですね。スパイとか特殊捜査官とか楽しそうです。グルーみたいな泥棒も。

 -アグネスはユニコーンが大好きですが、芦田さんは?

 ★芦田 読書が大好きです。小説などフィクションが多くて、(移動中の)飛行機や新幹線の中でも読んでいます。

 -13年間の人生の中で、大脱走したいと思ったことは?

 ★芦田 なんですかね~。夏休みの宿題。まさに脱走したいですね(笑)

 ▼あしだ・まな 2004年6月23日生まれ。兵庫県出身。テレビドラマ「Mother」(10年)での熱演で話題に。「半分の月がのぼる空」(同)で映画デビュー。「ゴースト もういちど抱きしめたい」(同)で史上最年少の日本アカデミー賞新人俳優賞。出演映画は他に「うさぎドロップ」「のぼうの城」「パシフィック・リム」など。


=2017/08/13付 西日本新聞朝刊=

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