HKT4期生1周年へ「人生で一番感情が揺さぶられた」デビューは隔離、逆ドッキリも【月イチ活動報告】

来月デビュー1周年を迎えるHKT48の4期生
来月デビュー1周年を迎えるHKT48の4期生
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関東ツアー初日に臨む清水梨央(左端)と豊永阿紀(右から2人目)ら=今年2月
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福岡市内のCDショップで9枚目シングル「バグっていいじゃん」をPRする月足天音(左端)ら=今年2月
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HKT48の5周年記念イベントで司会を務める松本日向=昨年11月
HKT48の5周年記念イベントで司会を務める松本日向=昨年11月
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●月イチ活動報告

 昨年7月のHKT48コンサートツアー2日目、初代チームHキャプテン・穴井千尋ラストステージの余韻も冷めやらぬ中、11人の少女が、突然ファンの目の前に姿を現した。HKT48の4期生。初パフォーマンスから鮮烈な印象を残した彼女たちは「逸材ぞろい」と評され、グループに新しい風を起こしている。そんな4期生も、間もなくデビュー1周年。劇場公演より先にツアーを経験するという異例のスタートを切り、さまざまな試練を乗り越えてきた。人生の大きな転機となった1年を、大阪出身の松本日向(16)、最年少の清水梨央(13)、総選挙速報88位の月足天音(17)、同じく44位の豊永阿紀(17)と振り返る。 (古川泰裕)

●舞台裏でドッキリ

 -1年を振り返って

 豊永「人生で一番感情が揺さぶられた1年だった」

 月足「性格もすごく変わった。こんなに人に話すこともできなかったし、総選挙でも、初めてこんなに人にお願いしたってくらいしたし、本音を言えるようになった」

 -お披露目は福岡サンパレス

 豊永「ファンの人はもう(お披露目を)予想してて、でも福岡の初日だと思ってたみたい」

 -前日が穴井さんのラストステージ

 豊永「生では、一度しか会ったことがない」

 -お披露目の舞台裏でも?

 豊永「4期生は隔離されてて…」

 松本「先輩メンバーにも内緒で、サプライズだからリハが終わるまで地下に隔離されて」

 月足「全然(携帯の)電波届かないし」

 豊永「リハーサルで、先輩たちにあいさつに行ったんですよ。ステージ上で『よろしくお願いします』って。すっごい怖かったんです。空気がピリッみたいな。でも、後から同級生のまいこむさん(1期生・深川舞子)に聞いたら、軽いドッキリで『ピリッと』しようみたいな」

 月足「逆ドッキリ?」

 豊永「先輩たちも知ってて、『4期生来るから』ってことだったらしい(笑)」

 3人「えーっ!」

 月足「4期生は早めにデビューもしたし、恵まれてるから、勘違いしないようにピリッとしよう、って言ったってことは聞いた…」

 -ドッキリでした

 月足「初めて聞いた! 緊張してたのに!」

 清水「ふふふ」

 -そして初ステージへ

 松本「数時間前に『この曲とこの曲もやるから覚えて』って言われた」

 豊永「直前で追加もあって、立ち位置とかもいきなり決まった」

 松本「あおりも初めてで、みんなで固まっちゃって。どこに動いたらいいか…」

 豊永「もう集団行動(笑)。指原(莉乃)さんが『4期生散らばって』って言ったの覚えてます。『この曲の、ここの部分までにはこの位置にいて』っていうところで、(同期の)武田智加が逆に行っちゃってて、タタタターッて戻って」

 月足「後でめっちゃ泣いてて、かわいかった」

 豊永「今考えたら『おいしいな』って思うんですけど、当時は間違えることが重罪みたいな」

 松本「モカ(武田)はばれてたけど、実は日向も…」

 -マジか(笑)

 豊永「阿紀も違う会場で間違えた」

 月足「私も他の会場で走った」

 豊永「その後のツアーに参加することは聞かされてなかった。福岡だけだと思ってた」

 月足「お仕事が終わって、家に帰った瞬間『事務所に戻って来られる?』って言われて戻ったら『明日からのツアーに参加するから泊まり』って言われて、もう一回家に帰って荷物用意して、また来たんです。3往復くらいしました(笑)」

 豊永「事務所の近くでお母さんと買い物してたら、マネジャーさんから初めて電話がかかってきたんですよ。何かしでかしたかって思った」

 -いきなりツアー参加

 豊永「最初は戸惑いしかなくて」

 月足「いっぱいいっぱいになると記憶飛ぶから、あんまり覚えてない」

 -劇場公演より先にライブを体験

 豊永「劇場のレッスンも始まってなかったので、『まさか』すぎて」

 松本「何も経験してなさすぎて、全然緊張しなかった。逆に劇場のバックダンサーデビューの方が緊張した」

 月足「どっちも緊張した。吐きそうだった」

 豊永「すごさが分かってなかったよね」

 -高知と鳥取でフレッシュメンコンサート

 豊永「初めての先輩とレッスン。すごかった」

 -福岡で開催発表

 月足「最初、自分たちのことだと思ってなくて。レッスン始まってからやっと実感しました」

 清水「めっちゃ緊張しました、先輩と一緒にレッスンするの。先輩は、めっちゃ覚えるの早かったです」

 豊永「(立ち位置の)番号とかも初めてついた。セリとか出てきて、移動とかもあって。先輩に絶対に迷惑かけられないし。めまぐるしさに感情が追いついてなくて、何を思ってたのか分かんないくらい、ぐちゃぐちゃのまま過ごしてました。言われたことをすることしかできなかったです」

 松本「ついて行くのに必死」

 豊永「先輩も教えてくださるんですけど、勝手に萎縮してるので『ドキッ』ってしてました。今になって優しさだなって思えますけど」

 月足「それがあったおかげで、今年の関東ツアーも頑張れたと思う」

●先にライブを体験

 -冬にはHKT48の5周年イベント

 豊永「直前にけがしちゃって、そもそも出られるのかっていう状態だった。4期生は『パジャマドライブ』と『手をつなぎながら』公演に分かれたんですけど、はたから見たら『手つな』の方が『選ばれてる』みたいな感じがあって。(感情が)ぐちゃぐちゃだったけど、頑張ってプラスに考えようとして。『指原さんと出られるなんて、めったにない!』って」

 月足「指原さんと4期生のユニット、すごかったよ」

 -「鏡の中のジャンヌ・ダルク」

 豊永「モカがけがして誰か代わりに出るから、ポジションが変わるかもしれないって話になって。今考えたら出られるだけで幸せなんですけど、『唯一のとりで』みたいな感じだったので、変わることが衝撃過ぎて、ずっと泣いてたよね」

 清水「ねー」

 豊永「『手つな』がチームT2+研究生公演で始まるって聞いたときは、みんな泣き崩れて。先輩たちが必死に励ましてくれた」

 清水「みんなで大号泣でした」

 -その約1カ月後に「手つな」スタート。初日までにいろいろあった

 豊永「壮絶でしたね」

 松本「20人でレッスンするんですけど、出られるのは16人。ポジションも、かぶってたりするんですよ」

 豊永「5周年で『手つな』に出たメンバーは、基本の振りが分かってるからスイスイ進むけど、『パジャドラ』組は必死でした」

 松本「初日メンバーを決めるテストみたいなのを劇場のステージでするってなって、全部通し終わって発表されたんです。でも全員じゃなくて、そのときは4期生は地頭江(音々)だけが出られるって決定して」

 豊永「全体でも数人くらいだったんです。T2さんからは、(山下)エミリーさんと(栗原)紗英さんと(松岡)はなさんと、えれたん(坂本愛玲菜)さんと外薗葉月さんだった」

 月足「もう一回レッスン場で、選ばれなかった人だけでテストするから、それまでに完璧にしてきて、ってなって」

 豊永「記憶がないです。客席で発表を聞いたのは覚えてるんですけど、2回目の通しの記憶が全くなくて」

 月足「鏡に映る笑顔が引きつってたことしか覚えてない。尾崎さん(劇場支配人)も見てるんですけど、そっち向けなくて。必死に目をそらして笑顔で頑張って。戦ってるんですよ、毎日」

●近づく初の総選挙

 -初参戦の総選挙が近づいている。前回はオーディション合格直後

 豊永「初めてのレッスンの前日でした」

 松本「おうちで見てた」

 豊永「次の日、マネジャーさんから『昨日見ました?』っていう話から始まりました。『今年もうちの指原が1位を取りました』って」

 月足「言ってた!」

 豊永「レッスンも始まってなかったから自覚も実感もなくて、いち視聴者として見てました」

 松本「HKTがいっぱい入ってる!って」

 豊永「普通に(矢吹)奈子さんのスピーチで号泣したり(笑)。『奈子さん』じゃなくて『奈子ちゃーん』でした」

 月足「ファン目線(笑)」

 -月足さんが速報88位、豊永さんが44位

 豊永「2人はすぐに連絡くれて、日向は直接言ってくれたし、梨央ちゃんも『おめでとー』って」

 松本「自分も呼ばれるかなって思って見てたら、天音が88位で呼ばれて。自分は80位くらいでもう呼ばれないかなと思ってたんですけど、阿紀ちゃんがまさかの44位で呼ばれて。すごいって思うけど、同時に悔しいなって思いもあります」

 豊永「44位がすごい、すごくない、っていうのは、ファンの方の方が分かってると思う。私は今まで、本番の結果しか見てなかったので…。天音が88位で『すごい』と思って、その後に先輩がいっぱい呼ばれて。私も期待はしてたんですけど、(朝長)美桜さんと奈子さんが呼ばれて、『ダメだったんだ、次頑張ろう』と思った半面『(ファンの)みんなに失礼だ』って信じようとして。そしたら『HKT48研究生』って言われて、聞いたら『豊永阿紀』だった。半分放心状態だったから順位も票も分からなかったけど、落ち着いて画面を見て、やっと自覚して。うれしかったけど変な気持ちでした。悔しがる先輩も同期もいて…。HKT48のメンバーとして、どういう感情になればいいんだろうって思ってました」

 -HKTでは4番手

 豊永「本番どうなるか誰も分からないから…私は速報に全力って宣言したので、どうなるんだろうって」

 -88位で呼ばれて

 月足「100位が去年より1000票ぐらい多かったので、絶対無理だと思ったんですよ。緊張もしてて、周りの声が聞こえなくなったんです。そしたら自分の名前が聞こえて『はっ?』って思って。めっちゃうれしかったんですけど、何とも言えない気持ちでした。帰ったらお父さんとお母さんも『おめでとう』って言ってくれたけど、本番のことを考えたら…」

 -やはり本番で80位以内に入りたい

 月足「まだ圏外の数字。本番でも呼ばれなきゃってプレッシャーもあるし、総選挙ガイドブックの『注目の100人』とか、モデルプレスさんの『20人選抜』にも入ってたから…ちょっと圧が苦しくて。(本番で)呼ばれたい理由が多すぎて複雑な気持ち。今年で高校生も終わりだし、来年も総選挙があると限らないし、指原さんも出ないし…」

 -松本さんは

 松本「速報で呼ばれてないからこそ本番で呼ばれたいし、今は4期生の中で注目されることもないから、総選挙をきっかけに注目されたいなと思います」

 -最年少の清水さん

 清水「今年は、ファンの方と楽しめたらいいなぁって思います」

 豊永「かわいい…!」

=2017/06/13付 西日本スポーツ=

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