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あの手この手で頑張ってる! SNS、動画配信を駆使 17日第9回AKB48選抜総選挙開票

AKB48選抜総選挙で49位ランクインを目指し、願掛けの49キロマラソンを完走したHKT48の村重杏奈
AKB48選抜総選挙で49位ランクインを目指し、願掛けの49キロマラソンを完走したHKT48の村重杏奈
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●総選挙直前特別版

 いよいよ3日後に迫った第9回AKB48選抜総選挙。16日午後3時の投票締め切りを前に、メンバー、ファンの「戦い」も大詰めだ。AKB48のシングルに収録される曲の歌唱メンバーをファンの意思で決めることが本来の目的だが、一方で、明示される「順位」は、それぞれの「経歴」に残る。候補者たちが工夫を凝らしてアピールする中、HKT48のメンバーも、SNSなどを駆使して多種多様な企画を実施。ファンとの一体感を高め、歓喜のステージを目指している。今回は、特筆すべき候補者の奮闘ぶりを紹介する。 (古川泰裕)

●村重 12時間49キロマラソン完走 目標49位

 最も過酷な挑戦をしたのが、HKT48の特攻隊長・チームK4の村重杏奈(18)。前回はランクインぎりぎりの80位で、今回は「フューチャーガールズ」センターの49位が目標。自身の「本気」をファンに伝えるため、選んだのがマラソンだった。目標は12時間で49キロ。当初は「80位を超えるため」に80キロを走ろうとしたが、さすがにマネジャーが止めたという。

 福岡市の天神をスタートし、道中は動画配信サイト「SHOWROOM」で“奮走”ぶりを配信。数人のファンが差し入れを持参したり、メンバーも電話をかけるなどして激励した。夜になって目標時刻をオーバーしたものの完走。応援に駆け付けた秋吉優花(16)とともに号泣した。スマートフォンのバッテリーが切れてゴールシーンの動画撮影がやり直しになったり、締めのコメントを話しだすと電車の騒音で声が聞こえなくなったり、妹からの電話で配信が止まるなど、最後に「笑いの神」も降臨。泣けるのに笑ってしまうという、心温まるフィニッシュとなった。普段はおちゃらけている彼女だが、今回の選挙にかける本気度は、間違いなくファンに伝わったはずだ。

◆秋吉優花 目標33位

 力走する村重の応援に駆け付けた秋吉優花は前回72位に初ランクイン。さらなる前進へ、目標を「ネクストガールズ」センターの33位に設定した。16歳の少女にとって大変な勇気が要る「体重の公開」を「SHOWROOM」内で決行。総選挙直後にランクインメンバーだけが参加できる水着撮影を見据え、5キロ減量を宣言した。

◆松岡はな 目標80位

 8thシングル「最高かよ」でセンターに抜てきされたチームT2のエース松岡はな(17)は、「チャリ旅~87の笑顔~」と題して、5時間の自転車の旅に挑戦した。途中、卒業直後の岡本尚子に遭遇するミラクルも。宮脇咲良(19)らも「SHOWROOM」で見守る中、夜の山道を力走して、配信可能時間ぎりぎりに目的地に到着。福岡県内有数の極上パノラマ夜景をファンに届けた。

◆植木南央 目標33位

 「SHOWROOM」で涙ながらに大学中退を報告し、芸能界一本の決意を示した植木南央(19)も、秋吉と同じく33位を目指す。誰からも愛される優しいキャラクターの植木は、友人やスタッフ、メンバーら、ゆかりのある33人に自身の魅力や今後の方針をインタビュー。撮影した動画を編集して「グーグル+(プラス)」に投稿。2015年に卒業した2期生・後藤泉も登場させ、ファンを喜ばせた。

◆田中菜津美 目標65位

 初ランクインを目指すHKTの「トーク番長」田中菜津美(16)は65位が目標。メンバーで最も早い4月に行動を起こし、目指したのは総選挙会場の沖縄・豊崎海浜公園。「目指せランクイン企画」と銘打ち、その様子を動画で公開した。

 その後、以前兼任したSKE48の「聖地」羽豆岬(愛知県知多半島)も訪問。羽豆神社にランクイン祈願の絵馬を奉納したほか、思い出のSKE48劇場にも足を運び、改めてファンに決意を語った。

◆田島芽瑠 目標25位

 前回、初のランクダウンという悔しさを味わった田島芽瑠(17)。今回はランクアップとともに、ファンと一緒に笑顔になれるよう「ニコニコ」をもじった25位に照準を定めた。「グーグル+」に音声のみの動画「めるの毎日ラジオ」を毎日投稿し、日々の出来事や仕事などについて率直な思いを語っている。また、某清涼飲料水のCMをイメージした動画も作成。ライブで定番のキラーチューン「メロンジュース」に合わせて躍動するさまは、本物に引けを取らない爽やかさだ。

◆冨吉明日香 目標33位

 コンサートのMCに欠かせない存在の冨吉明日香(19)。前回、初ランクインで42位の好結果を残した「宮崎の星」は33位を狙う。昨年好評を博した「投票期間毎日動画投稿チャレンジ」に今年も挑戦。仲の良いメンバーへの小規模なドッキリ(例・宝くじが当たった)や、ちょっとした苦手克服(例・激辛カップ焼きそばを食べる)など、クスリと笑える企画を投稿している。彼女らしい、ささやかな自虐が見る者を笑顔にする。9日には、昨年に続き臨んだ滝行の模様を公開し、水の冷たさに打たれながらファンに本気を伝えた。

   ◇    ◇   

 ここで紹介したのは、ほんの一例。深川舞子(17)が「5」と「6」の倍数の日に更新する「1分間チャレンジ」では彼女の天然っぷりがさく裂。坂口理子(22)が「ものづくりチャレンジ」で作製した机は西鉄ホール前に置かれ、メンバーへのメッセージを集める場になっている。上野遥(17)も、SNS「755」に書き込まれるファンのコメントに大量の返信。「富士山頂でファンへの愛を叫ぶ」を公約に掲げる神志那結衣(19)は、練習と願掛けを兼ねて宝満山に登る動画を「グーグル+」に投稿した。

 全ては自身の努力の正しさを証明し、その先の夢へ近づくため。彼女たちの頑張りが、少しでも気になったら-。彼女たちのSNSをのぞいてみてはいかがだろう。そこには「本気のアイドル」たちの生きざまが刻まれている。

◆投票はCDとモバイルサイトで 今年で9回目のAKB48選抜総選挙。AKB48のシングル「願いごとの持ち腐れ」封入の投票券を使う方法がメジャーだが、各グループのモバイルサイトからも可能。メンバーの頑張りを見て「応援してみようかな」と思ったら「HKT48モバイル」で検索を! 投票は16日の午後3時まで。

=2017/06/14付 西日本スポーツ=

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