泣いた笑ったやりきった!! いろいろあったネ総選挙

6月の活動を振り返ったHKT48の(左から)田中菜津美、植木南央、坂口理子、森保まどか
6月の活動を振り返ったHKT48の(左から)田中菜津美、植木南央、坂口理子、森保まどか
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●月イチ活動報告

 まさかの無観客、前人未到の3連覇、最大の功労者の卒業、そして前代未聞の「結婚宣言」…。いろんな意味で世間を騒がせた第9回AKB48選抜総選挙。年に1度の一大行事が終わったと思いきや、HKT48はその1週間後に、記念すべき10枚目シングル(8月2日発売)の選抜を発表。総選挙でもひしひしと感じた“新たな風”の脅威に負けまいと、早くも「次の1年」を走り始めている。嵐のように過ぎ去った6月を、植木南央(19)、田中菜津美(16)、森保まどか(19)、坂口理子(22)とともに振り返った。 (古川泰裕)

●10枚目シングル選抜も発表

 -総選挙終了。開票日まではどうだった?

 植木「今までと全然違う投票期間だった。去年は、もうちょっとのんきな自分がいたんですけど、今年は必死。切羽詰まってる感じを周りから感じた分、自分も負けないくらい、毎日必死だったと思います」

 -動画配信サイト「SHOWROOM」などでアピールするメンバーも多かった

 田中菜「やってるのが当たり前、やらないと逆にダメって感じだった」

 坂口「マネジャーさんも協力してくださって」

 植木「やる気満々だった。広島県の仙酔島っていうパワースポットに行ってきたんです。てっきり新幹線で行くと思ってたんですけど、(マネジャーが)車で行く気満々で。片道5時間かけて速報発表の日(5月31日)に行きました」

 坂口「机を作りました。劇場(西鉄ホール)のロビーに飾ってます。木材から選んで、やすりかけて、切るところから」

 -最初は「机かぁ」と思ったけど…

 坂口「ファンの方と(やってほしい事の内容で)行き違いがあって、ちょっと怒られてしまって不安だったんですけど、結局はSNSで拡散したりして協力してくださって、うれしかった」

 -メンバーへのメッセージを集める台として活用中

 坂口「一生使えるものを作りたいなと思って。自分が卒業した後も残るから、見に来られたらいいなと思ったので、机にしました。座布団を300個縫って劇場の椅子に置くっていう案もあったんですけど、コストと時間がかかりすぎるので、動画内でできるようなものにしようと」

 -森保さんはピアノ生演奏など動画配信

 森保「私は投票期間中、ほぼ毎日SHOWROOM配信しました。願掛け投票(動画配信内で、閲覧中のファンと同時に投票)も、初めてしました。去年はさっしー(指原莉乃)と(宮脇)咲良がやってたんですけど、やってなくて後悔してる部分もあったので、悔いを残したくなくて、やれること全部やりました」

 -田中さんは、いち早く沖縄へ

 田中菜「4月17日に、初めてマイル使いました」

 -愛知県の羽豆岬にも

 田中菜「前日決めて、ノリだけで行ったんですよ。前の日に大阪で握手会で、翌日オフって知って『どうする?』ってなって。マネジャーさんが『名古屋のファンにもアピールしに行こう』って言って、気付いたら名古屋にいました(笑)。沖縄はお父さんと一緒に行ったんですよ。選挙の次の日が父の日で、協力してもらったから絶対ランクインしたいと思って、自分で投票しまくりました。身内で100票超えました」

 植木「あ、33人にインタビューしました」

 -なぜそれを先に言わない(笑)

 植木「(仙酔島より)こっちがメインですわ(笑)。投票期間って、意外と時間あったんですよ」

 田中菜「『何かしなきゃ』って思ってた」

 坂口「みんなが『SHOWROOM』配信してて、家にいてもソワソワしてました。『やばい、やばい』って」

 植木「じゃなきゃ、33人もインタビューできない。毎日のように地元に帰って、朝はあの子、昼はあの子、夕方はあの人に会って、夜も誰かに…みたいな。動画撮りまくってたから大変でした。一般の人もいたから、質問も難しかった」

 -卒業生の後藤泉さんも登場

 植木「『いーちゃん(後藤)を出してくれたから投票した』っていう人が、握手会にめっちゃ来た(笑)」

 坂口「いーちゃんのファンの人って、そういうところある(笑)」

 -本番では54位。2回「ありがとうえき」と言って2回すべっていた

 植木「はい。否定できませんけど。あそこに立つと、自分がすべってることなんて分かんないわけですよ。何も感じないし、やばいとも思わないから、なぜか2回言っちゃってました。後悔はしていません」

 -スピーチでは

 植木「皆さんが支えてくれるから、今こうして堂々とスピーチできています、って言いました。まだ弱い部分もあると思うんですけど、6年前より自信もついたなって思います」

 -自己最高位

 植木「ちょっとずつですけど、3年連続ランクアップしてるんですよ」

 坂口「めっちゃすごいですよね」

 植木「本当に自信になります。『12秒』で選抜に復帰してから初めてランクインして、まだ選抜には復帰できてないんですけど、そこからの2年間は、この結果があるから頑張れたって感じですね。これがなかったら折れてたと思う。もっと選抜につなげなきゃって、頑張る源になります」

 -田中さんは50位で初ランクイン

 田中菜「本当に入らないと思ってたから、びっくりしました。選対(ファン有志による選挙対策委員会)の人から『1万8000票を読んでる』って言われてて。でも、去年そう言われて圏外だったから、全然信用してなかった(笑)。80位が1万5000票って聞いたとき、さっしーに『だめかも』って言われて、ほぼないだろうと思ってたんです。2万票を突破してからは100パーセントないと思って、応援モードに切り替えてて。そしたら呼ばれちゃって、めっちゃびっくり」

 -ファンの熱は実感していた?

 田中菜「選対以外の人も、めっちゃ動いてくれてたんですよ。握手会とかで『何票入れるよ』って言ってくれて、それだけでも結構な数だと思ってたんですけど、みんながみんな、その票数入れるとは限らないじゃないですか(笑)」

 植木「去年があったから(笑)」

 田中菜「誰も信じられなかったんですけど(笑)、本当に協力してくれる人が増えて。選対以外の人も頑張ってくれたんだなって思います」

 -沖縄入りしたファンの人がニュースに

 田中菜「ライブビューイングに朝5時くらいから並んで、最前列をとってくれたんです。中継で見えるようにって。私が入った瞬間に横断幕を掲げて『おめでとう』ってしてくれて。その後インタビューされたらしいんですけど、聞いたことないようなこと言ってて、めっちゃ泣けました。『ファンの前でスピーチさせてあげたい。どうしても』みたいなこと言ってて、そんなの聞いたことないし、みたいな(笑)」

 -坂口さんが49位でフューチャーガールズのセンター

 坂口「なにかひとつ、必死な部分を見せないと、今年はランクインできないよって(ファンの人に)言われてた。私も正しいと思って、作戦を考えて、一緒に頑張れた総選挙だったなって思います。私も選対の方に票数を聞いてて、選対だけで1万5980票くらいって聞いてたんです。みんながそこから無理して10票ずつくらい足してくれたみたいで。ちっちゃい子が『おもちゃを我慢した』っていうのも、お母さんが教えてくれて。そうやって、私を思って動いてくれる人がいるんだって、強みになりました。ファンの方に、またひとつサプライズをもらったような気分です」

 -隣には田中さん

 田中菜「本当良かった。初めてのスピーチ、入らないと思ってたから考えてなくて。泣きまくって、隣にりこぴがいたから『ブスじゃない?』って聞いて」

 坂口「『かわいいですよ!』って(笑)」

 -森保さんが31位で3年ぶりアンダーガールズ

 田中菜「まどかのスピーチが一番泣いた」

 植木「あのまどかが『言葉が出ない』っていうのが、一番の泣きポイント」

 -初のランクアップ

 森保「去年本当に、結果も含め後悔が残ったので、今年は絶対そういうことがないようにしようと思って。順位も票数もそうですけど、勉強になったり気づけたりしたことが多くて、実りの多い選挙でした」

 -実りとは

 森保「期間中ツイッターとかインスタグラムを始める子が多くて、そういうインパクトがあることをしたかったので、不安が大きかったんです。でも毎日SHOWROOMを配信したり、そういうコツコツ着実にやっていく方が、自分には向いてるんじゃないかなって気づきました。今まで身なりが派手な感じに思われることが多かったんですけど、自分の内面的には地味な方が向いてる(笑)」

 -スピーチで「1年頑張ってきて良かった」と

 森保「去年、総選挙翌日の撮影現場ですごく落ち込んでたら、さっしーから『選挙は1年がかりだからね』って言われたんですよ。その言葉と、スピーチに行くときの、さっしーの表情がすごく頭に残ってて。でも、今年は笑顔で送り出してくれた。だからちゃんと、さっしーの方を見て『1年間、頑張ってきて良かった』って言いました」

 -全体を振り返って

 坂口「HKTのメンバーがすごく盛り上げてくれた。自分が入るかどうか分からない中でもおめでとうって言ってくれて、本当にいい仲間だと思いました」

 植木「ホテルの部屋が村重(杏奈)と一緒だったんですが、気を使わないよう接してくれたり、一番におめでとうって言いに来てくれたり…うれしかった」

 -25日に10thシングル選抜発表。回線トラブルなどでファンには不満が残ったが、翌日に村重さんが「村重選抜」発表。SNS上で企画が進み、カップリングに

 植木「救世主(笑)」

 田中菜「そういうところが本当に天才だと思う(笑)。ファンのもやもやを取り除くというか」

 -田中さんが作詞

 植木「私たちもレコーディングしたんですけど、本当に天才です」

 田中菜「やめて(笑)。自分が書いた歌詞をメンバーが歌ってるのが、裸を見られてるような気分(笑)」

 植木「なつみかんが、あんなキュートな歌詞を書くなんて(笑)」

 坂口「ちょっといい歌なんですよね」

 植木「南央が好きなのは『変わらない信号が、いたずらに二人を遠ざける』っていうところ」

 田中菜「イヤー!」

 -センターの深川(舞子)さんにぴったり

 田中菜「まいこむ(深川)だったから、本当に書きやすかった」

 -レコーディングも

 田中菜「全部がトントン拍子で。センターのまいこむが一番びっくりしてる」

 植木「振り付けがはるたん(上野遥)だったり、衣装も葉月ちゃん(外薗葉月)だったり」

 -手作り感満載

 田中菜「大人の方が乗ってくれて、ここまでガチに仕上げてくれて感謝しかない」

 植木「それをファンの人が目撃してるってところがいいですね」

 -対して、表題曲のMV監督は女優・映画監督の松本花奈さん(19)

 森保「バラエティー豊かなシングルですね。(表題曲は)すごくさわやかなアイドルらしい曲で、(松岡)はなちゃんのキス顔があります。ダンスとか歌だけじゃなくて、イメージシーンも多めで、岬みたいなところで撮ったりとか。さわやかな感じになってます」

 植木「楽しみ。アイドルソング待ってた」

=2017/07/11付 西日本スポーツ=

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